能力編V ページ16
氷華
でもごめんなさい
氷華「……それは、また日を改めてからにしましょう。
唐突に言われても困惑されるでしょ?」
『……そっか!でも、いいなぁ二人とも』
私は貴方の為を思って言っていることだと心で思えば必ず分かってくれる
達也「いいな、とは?」
『凄かったんだよ?美男美女の兄妹現る!って騒ぎまくってたから』
氷華「……一科生も変わらずだわ。こっちの場合は特に深雪さんの話で盛り上がった」
深雪「え、私……ですか?」
氷華「祝辞を述べたじゃない?その時の話で持ち切りなのよ。私も藍葉と話したけど」
深雪「まぁ……ありがとうございます。とても緊張しましたが、精一杯出来ましたので私は満足してます」
物腰が丁寧で、優しい人だ。だからこそ、兄の達也さんに愛されているのだろう
氷華「……って、随分長居させてしまったわね。ごめんなさい」
達也「構いません」
氷華「……明日、新入生に対しての学校案内が午後にあるの。その際、一科二科問わず、2年生が担当することになってるの
それで……今年は、私と藍葉もその担当に加わることになってるわ」
『え、ホント!?』
氷華「運が良ければ明日、説明するかもしれないから、杏都もお二人も覚えてもらわないと困るわ
……長話はこのくらいにして、そろそろお暇しましょうか」
……願わくば、四葉の話を聞ければ、私はそれでいい
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