入学編�� ページ6
澪
少し驚きつつも深雪……だっけ、可愛い子が困り顔をしながら
深雪｢あ……えっと、お兄様の方が私よりも何倍も優れているので、どうしても納得出来なくて……｣
兄の方を見ると、俺達と同じウィード……つまり紋無しだった
『そうなんだ……私もお姉ちゃんがブルームだから少し羨ましいけど、私は実力ないからね』
……ホントの事言うと、杏都は結構やばい能力あるから負けはしないけど
深雪｢ところで貴方達は……？｣
『あ、自己紹介するの忘れてた！私は水無月杏都！お兄さんとおなじ二科生だよー！』
何度も見る偽りの笑顔。見飽きたがまぁ今更突っ込んだからと言って変わらないだろう
澪｢俺は天宮澪。同じく二科生だ。てか杏都｣
『んー？』
澪｢深雪って言ったっけ？めちゃくちゃ美人じ｣
？｢妹が何か？｣
うおーびっくりした。兄貴はシスコンなんかよ……
深雪｢私は司波深雪と申します。それで隣に居らっしゃるのは私の大切なお兄様の……｣
達也｢司波達也だ。｣
司波達也と司波深雪……ってあれか、入学テストで話題になった兄妹か！
達也｢水無月……と言ったか。
『……！はい。姉と兄もここにいるので名は知ってると思うよ！』
深雪｢お姉さんと、お兄さん？｣
澪｢姉は氷華。兄は雪斗だっけか。｣
コクリと頷く杏都。氷華さんは糸を操り傀儡術を巧みに使う魔法師、兄は……なんだっけか、忘れた
達也｢聞いた事があるが……時間的にそろそろ入学式か。この話はまた後ほどな｣
『うん！行こう澪君！』
澪｢んじゃ1年間よろしくなー！｣
司波……なんだっけな、どっかで……
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