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藍葉
｢はァ……待ちくたびれたぜカラ松girl｣
｢痛い発言浴びせられ料80万円也｣
もうやだ。あってからまだ5分しか経ってないのにもう帰りたい。というかもう死にかけてる。イタイんだもん。
｢( °ω°):∵ｸﾞﾊｯ!!｣
｢あ、でもあんたイタイだけで実際はマシだから……78万にまけとくわ｣
｢ふんぬァァァァァァ！！！｣
それを聞いた途端に服の上をビリビリに引き裂いた。
｢回り出したぜ……恋の歯車｣
｢前言撤回｣
｢ＮＯォォォォォォ｣
なんだろう、からかいやすいというかなんというか。イヤミから聞いた通りいじめられやすいんだろうなと察した。
｢んで？どこ行くの？｣
｢え？あぁ……楽器店とかどうだ？ギターを買いたいんだ｣
へぇ……こいつギター弾く趣味あるんだ。まァ、革ジャン着てグラサン付けてるからな……
｢そーなんだ、私ギター弾けないんだよね……弾けたらカッコイイと思う｣
今の発言は作りもんじゃない。本心だ。昔から楽器を扱える男子はカッコイイと常々思ってた。
｢そ、そうか！？カッコイイか！こんなに腑に落ちたことはない！感謝するぜカラ松girl｣
｢やっぱり80万取ろうかな｣
｢ＮＯォォォォォォォォォォォォ！！！！｣
やっぱり面白いわ(笑)
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