9 ページ9
人見知りが激しい訳じゃないけど、片岸先生のときとは違う
「ここで、いい？」
暫く歩くと、一件の和食屋さん
見るからに高級そうな店構え
「あ、はい」
中に入ると、店員さんがすぐに出てきて
「登坂さん、いらっしゃいませ」
「どうも、奥良い？」
「あ、はい。どうぞ」
奥の個室に案内されて、中に入るとさすが高級店だと思う
清潔に整頓された、和室になってる
登坂さんが座る向かい側に私は座る
隆希は登坂さんの隣に座る
「隆希はこっち、おいで」
「ん〜お兄ちゃんといたいの」
そう言って、登坂さんにくっ付く隆希
「登坂さんに迷惑掛けちゃダメでしょ？」
そう言うと、登坂さんの方を見る
「ここにいていいから(笑)その目(笑)」
ははって笑って隆希を抱きしめる登坂さんは本当に素敵な人だ
もう、何回も会ってるかの様に
父親がいないからなのかべったりくっ付く
「何飲む？」
登坂さんは優しく私と隆希に聞いてくれて
オレンジジュースとウーロン茶を頼んでくれた
飲み物が来て、三人で乾杯をする
「あ、忘れてた」
バッグから大量のにゃんちゅーのシールが出てきて
隆希の目がキラキラする
「しーゆだ〜♪」
「約束したからな」
「でも…こんなにいっぱい…」
「あとこれ！」
これもまたにゅんちゅーのキーホルダー
三つあるってことは
「一個は隆希、一個はママで、一個は俺！お揃いだよ〜」
私の前に一個のにゃんちゅーが置かれて、見るとキラキラしてて綺麗
ちょっと洒落た感じのにゃんちゅーだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 701人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「芸能人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
玄ちゃん - あの、途中から名前変更がきちんと出来てないので直した方がいいと思います。 (2017年11月18日 12時) (
レス) id: f00d27de65 (このIDを非表示/違反報告)
amiryu(プロフ) - はじめまして！昨日初めて読ませていただきました(^^) この先のお話、是非読みたいです♪ (2017年11月2日 0時) (レス) id: 9c7c428eca (このIDを非表示/違反報告)
のりぴー(プロフ) - とても面白いです！これからどういう展開になるか楽しみです！ セリフの前に誰が話してるか 臣「」のようにあるとより読みやすいかなと思いました!! (2017年6月4日 19時) (レス) id: b1332d8c7b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なぎさ | 作成日時：2017年5月31日 18時
