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主人公side ページ24

A「…意識しちゃうよ…好きに…なっちゃうよ…紫耀は?もし私が紫耀を好きって言ったら…意識するの?」







なに言ってんの?















紫耀「意識する。好きって言われたら…俺…止まんないわ」







えっ…







A「でもさ紫耀には彼女いるじゃん。彼女はどうするの?」







紫耀「そんなの…きっぱり捨てる。だって…俺はお前がめっちゃ好きだから!」







えっ…







A「どういうこと?えっ!?」







紫耀「あっ…」







A「本気なの…?」







紫耀「本気…俺は、ずっと、Aが好きだから!」







A「待って待って。整理ができない。ずっと好きとか信じらんないよ…」







紫耀「俺、お前と付き合うためなら、世界を的に回してもいい!」







なんなの…








A「ねえ…もう分かんないよッ!私のこと好きならなんで…なんで…女遊び?なんで…彼女作るの…?もう分かんないよッ!」








紫耀「A!」









A「ホントに好きなら、あの時、強引にでも手を掴んで欲しかったッ!なのにッ、紫耀は簡単に私の手を離した。それで、ホントに好きって言われても、信じられるわけないよ…」








なんで








なんで









泣いてるの?









わたし…









紫耀「ごめん。言い訳する気ないけど、あの時、お前やジンにガン無視されて、孤立して、愛に飢えてた。誰かに愛されたかった…それで、平野ガールズと抱き合ってた…」









A「なんでよ…紫耀は愛されてた。みんなに。それなのに…なんで…ヒドいよ…」









なんで









なんで泣いてるのかな?









わたし…









紫耀「ごめん!謝って許されることじゃないってわかってるけど!だったら、これからは、埋め合わせをしたい!」









A「埋め合わせ…?」









紫耀「俺とAが…普通に仲良くなれるように」









A「…いいよ。埋め合わせ…しよう?」









紫耀「よかった…」

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作者名:耀渚 | 作成日時:2017年5月22日 12時

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