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主人公side ページ13

A「うーうわーんーッ!」









と号泣。









ホテルを出て









家に帰るのがイヤで









ちっちゃい頃遊んだ公園のベンチに座る









涙が止まらない









その時だった









勇太「A!どうした?」










A「ふられた…ふられた…」









勇太「そっか…」









A「今度は大丈夫だと思ってたのにー 泣。なんで私は所帯持ち男ばっかりに引っかかるのかな? もっと高校生らしい恋愛したいよ…」









勇太「じゃあさ、俺と付き合おうよ?俺ならAを悲しませたりしない」












A「勇太…?」









勇太「俺、小学校の入学式からずっとAが好きだった。でもAは紫耀が好きでお互い想い合ってたから、ずっと隠してたんだけど。いまならもういいよね?」









A「勇太…ありがとう。たしかに中学の時のあの日、泣いてる私を支えてくれたのは勇太だった。その後一番近くにいてくれたのは勇太だった。だから、私でいいなら…お願いします」









勇太「ありがとう。Aが好き」










A「…私も…勇太が好き…です」









勇太「敬語の破壊力ヤバいわ」









ちゅっ









これが勇太との初めてのキス









それを









平野が見てたのは後々知る

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作者名:耀渚 | 作成日時:2017年5月22日 12時

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