ep.1 ページ1
・
ﾄﾞﾝｯ
「 …っわ！ 」
凪「 ちょ、大丈夫、！？ 」
ある日の放課後、凪と廊下を歩いていると
急に横から何かに押されて
勢いに負けて倒れ込んだ私
「 …い、ったぁ 」
手に持っていた参考書は床にぶちまけられていて、
拾いつつチラッと横を見ると
「 …っげ、長尾謙杜 」
少し飛び出た頭の正体は、一学年上の誰もが知るあの長尾謙杜で。
多分私は、それに群がるハイエナみたいな女子たちに押されたんだと思う。
凪「 よくやるわ、ほんと 」
「 …ね、 」
少し遠くに落ちたペンを拾うべく、立ち上がる
誰かに踏まれたであろう少し汚れた白色のボールペン。
それを拾おうとすると、また力強く押された
「 …おわっ、！ 」
さすがの2回目に私もキレそうになって、
バッと顔を上げると
謙「 大丈夫？ 」
あの、長尾謙杜 が
私に向かって手を伸ばしてた。
「 …ご心配なく、 」
彼の手は掴まず、パッと立ち上がる
てか、さっきまであの輪の中心にいたのに、
謙「 …っあ、怪我はない？ 」
そう言って、心配そうに眉を下げる彼を見て、
心底からのため息が出そう
「 …それより廊下で群がるような原因を作るの、やめてください。
迷惑ですので。」
埃が付いたスカートをパッパと払ってそう言うと
謙「 それはごめん、伝えとくな？ 」
さらに眉を下げて、私を見る
私を見て取り巻きの女子たちがひそひそ何かを言っているが関係ない
私は、長尾謙杜 が大嫌いなのだ。
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まっちゃん - めっちゃいいお話ですね推しがテーマでキュンキュン×２でした (10月8日 17時) (
レス) @page40 id: 05008d5b68 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - ほんとに最高でした！自分の名前だったのでどきどききゅんきゅんしたし、自分の推しだったのでもう最高でした！❤ (5月30日 15時) (レス) @page44 id: 94cbac58ed (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - ゆいさん» ご返信が遅くなり申し訳ございません💦コメント・嬉しいお言葉ありがとうございます😭💕皆様にお楽しみいただけますよう作者頑張りますので、どうか暖かい目で見守っていただけますと幸いです😌🌙 (2022年9月2日 21時) (レス) id: e17195385e (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - Sky☆さん» ご返信が遅くなり申し訳ございません💦コメントありがとうございます♩まだまだ本作品をお楽しみいただければと思います😭💕 (2022年9月2日 21時) (レス) id: e17195385e (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - ともさん» ご返信が遅くなり申し訳ございません💦コメント・嬉しいお言葉もありがとうございます✨ (2022年9月2日 21時) (レス) id: e17195385e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凪 | 作成日時：2022年7月4日 23時
