ep.3 ページ3
・
凪「 んで、長尾先輩だったと。 」
「 そう、大失態だよほんと 」
ありえない、とばかりに愚痴をこぼして
「 もうあそこのスーパー行けない… 」
と項垂れた私に
凪「 んー、でもラッキーなんじゃん？ 」
「 …なにが 」
凪「 イケメントリオに会えて。 」
なんて能天気なことを言う凪
イケメントリオって…
凪「 多分あんたが見た長尾先輩以外の2人は道枝先輩と高橋先輩だね、 」
「 …ふーん 」
凪「 興味持ってよ〜、あ、ちなみに私は道枝先輩推し。
透き通る肌に、細いのにがっしりした肩幅…！ 」
はぁ〜たまらん！と完全にスイッチの入った凪は放っておいて。
適当に相槌を打っていると
クラスメイト「 Aー、来客ー 」
と、呼ばれて立ち上がる
クイッと彼が指さした先には
「 えっ、」
凪が夢中になっている、その道枝先輩と、高橋？先輩がいて
おいでおいで、と手招きをされて。
いやいや、何かの間違いでしょ、と一旦座ると
凪「 え、なに、どういうこと！？ 」
「 私が聞きたいよ、！どうなってんのー…？ 」
頭を抱えていると、誰かから不意に肩を叩かれて顔を上げると
恭「 ちょちょちょ、なんで無視すんねん！1回こっち見たやん！ 」
さっきまで遠くにいた2人がすぐ近くにいて。
「 え、私ですか？ 」
駿「 さっきの子にも君呼んでもらってんねんで？ 」
「 いや、ちょっとご存知ない… 」
駿「 どんなボケやねん 」
恭「 あーと、ちょっとこの子借りていい？ 」
そう言って、凪に問いかける
断れよ、と目で合図すると、私を見てから道枝先輩の方をチラッと見た凪は
凪「 はい！どうぞ！何時間でも！ 」
こいつほんとに…！
恭「 さんきゅ！えーと、とりあえず…ごめんな？ 」
駿「 あんまり手荒な真似はしたないねんけど、時間ないねん！ 」
ガシッと両脇から2人に腕を取られて、ズルズルとどこかに連れて行かれる
えっ、ちょっと待って！？
圧倒的体格差の2人からはどう足掻いても逃げられないのは目に見えてる。
だ、誰か助けて！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1107人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「なにわ男子」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まっちゃん - めっちゃいいお話ですね推しがテーマでキュンキュン×２でした (10月8日 17時) (
レス) @page40 id: 05008d5b68 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - ほんとに最高でした！自分の名前だったのでどきどききゅんきゅんしたし、自分の推しだったのでもう最高でした！❤ (5月30日 15時) (レス) @page44 id: 94cbac58ed (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - ゆいさん» ご返信が遅くなり申し訳ございません💦コメント・嬉しいお言葉ありがとうございます😭💕皆様にお楽しみいただけますよう作者頑張りますので、どうか暖かい目で見守っていただけますと幸いです😌🌙 (2022年9月2日 21時) (レス) id: e17195385e (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - Sky☆さん» ご返信が遅くなり申し訳ございません💦コメントありがとうございます♩まだまだ本作品をお楽しみいただければと思います😭💕 (2022年9月2日 21時) (レス) id: e17195385e (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - ともさん» ご返信が遅くなり申し訳ございません💦コメント・嬉しいお言葉もありがとうございます✨ (2022年9月2日 21時) (レス) id: e17195385e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：凪 | 作成日時：2022年7月4日 23時
