お隣さんは今日もうるさい【２】 (ページ4)

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ウェンニリヤ？ページ4

「ありがとうございました

　またのお越しをお待ちしております」

～♪～

㏂9：50

ヌナ、喜んでくれるかな

あともう少しでヌナに会える

ヌナと堂々とデート出来るんだ

…あの後ろ姿は

「ヌナヤァ

　보고 싶었어(会いたかった)…」

…

「もー…て…聞いてないんだからね」

…

「さ…なんて…恥ずかしい」

…ヌナ?

「綺麗だね、

　今日は一段と綺麗」

「え、へ?ありがとう??

　というか…ちょ、ちょっと

　話聞いてた??」

「へ?あー何、ごめん聞いてなかったよ」

「へへっって笑っても駄目だからね」

もーと言いながら口を膨らませる

ヌナはなんでそんなに俺を振り回すのが得意なの?

…メイクも普段あまり着ないような服も

今日のため?

…俺のため…???

期待…しちゃうよ

「あらぁ、テテちゃん顔が真っ赤よぉ」

「うわっ

　ちょ、急に耳元で話さないでください」

心臓に悪い

「あ、そうだテテちゃんさっきもAちゃんがアナタに言ってたんだけどね

　ちゃんと撮影だって伝えないとだめよぉ??次からは気を付けてねぇ

　Aちゃん天然で物凄くいい子だけど手怖かったんだからねぇ」

あ、そういえばそうだった

「分かりました今度から気をつけます」

ごめんねヌナ

「あ、あと

　Aちゃんとぉーっても可愛いから取られないようにねぇ、応援してるわぁ」

ま、またこの人は…

「…っ分かってますよ

　ヌナは誰にも渡しません」

「いいわぁいいわぁ

　もの物凄くいい、頑張ってねぇ」

言われなくたって分かってる

兄弟という分厚い壁、ぶち破ってあげる

㏂10：00

「じゃぁ、撮影スタートしましょうかぁ

　テテちゃん、事前に伝えてくれてたところは全部アポとってるから

　アナタのプランで思いっきり楽しんで頂戴」

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