お隣さんは今日もうるさい【２】 (ページ1)

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ミアネヨ？ページ1

「おはよ～A」

「…おはよう」

「なに調子悪いの？」

「ううん、何でもないよ」

夢の事なんて言えないし

ましてや“あの人”事なんて口にしたくもない

ペチッ

「い、痛ッ…」

「はい、朝からそんな暗い顔しない

　悩みがあるんならちゃんと言うし聞く

　それが本当の友達だと思いますけどね」

ヨジュン…

「…사랑해」

「ちょ、、何かと思ったら愛の告白って…

　おっかしぃ」

そういってゲラゲラ笑いだしたヨジュン

昔から彼女の笑い声は人の笑を誘う

「…プっ

　あはは、ヨジュン相変わらず笑い方ぶさいくだぁ」

「なっ

　心外だなぁ…傷ついた

　でも、まぁ笑顔になったんならいや

　まぁ、悩みがあったらちゃんと言ってね今度から」

「うん、分かったよ」

ヨジュン、ホントに昔から優しいところも変わらない

「あ、もうこんな時間だ

　さ、メイクタイムと行きましょうか」

そういう彼女の手にはいつの間にか用意していたメイク道具がある

いや、その前に

・

「目つきが怖いよ？」

百獣の王の狩りが始まる

狙いを鋭く定めて一点だけを見つめているみたい

「よ、ヨジュン…？？ねぇ」

「大丈夫～おとなしくしてたら大丈夫だからね？」

ひっ

「ひゃぁあああああ」

バサバサッ

私の悲鳴とともに外で鳴いていた小鳥が飛び立つ

虚しく響く私の叫び声は防音加工の壁に吸い込まれていく

ただ今の時刻は㏂６：００

待ち合わせの時間まであと４時間

＿＿