ヨジャマンネはうさぎ好きです 2 (ページ2)

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Aside

ついにサイン会が始まって1番最初の子は私と同い年くらいの女の子だった

ちなみに左にはぐう、右にはユンギオッパがいる

女｢Aちゃん～！！めっちゃファンです！！｣

｢ほんとに～？！嬉しいな～｣

女｢私、Aちゃんとグクと同い年で、ほんとに嬉しいんです！！｣

｢私も嬉しいよ～！今日はサイン会初だから、私の1番のファンだね～！｣

女｢ほんとー！！嬉しい～！！！｣

そう言って笑うファンの子は優しい言葉を沢山かけてくれてとっても嬉しかった

それでもarmyのみんなと触れ合える時間はそう長くはなくて、少し名残惜しかったりする

淡々と進んでいって

次に来た女の人

｢こんにちは～！｣

女｢…｣

返事がない
体調でも悪いのかな…？そう思って手を取ろうとすると

女｢触らないで…｣

手を払われて、触らないでって言われた

この子は私が入ることに反対する子だってすぐにわかった

女｢なんで、新しいメンバーが入るのよ…｣

｢…っすみません…！もっともっと頑張るので…！｣

顔ひきつってないかなって思いながら笑顔で女の人に話してたら

バシンっ

｢いっ…………た…え…？｣

たしかにこの女の人にビンタされた

JK｢Aっ…？！｣

女｢7人で…！7人で防弾少年団だった…のに…！なんであんたみたいなしかもヨジャが入ってくんのよ！！！いらないのよ！！！今すぐやめてよ！！！！｣

｢…すみません…っ｣

謝ることしか出来ない私は無力で

スタッフに連れていかれる女の人に申し訳ない気持ちでいっぱいだった

手に書いてた"シュガ”の文字

私の次に待ち構えてたユンギオッパと会わせてあげられない

そう思うと胸が苦しかった