【ブラック本丸】裏切られ少女の再挑戦【刀剣乱舞】 (ページ5)

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【四】審神者再就職。但しブラック本丸。ページ5

そして、怒涛の面接から一ヶ月

ピンポーンと、インターホン独特のあの音が鳴る。

丁度作っていたビーフシチューにかけていた火を止めて、ドアを開ける。

政府｢どうも政府の者です。斎藤凪砂さん。｣

黒づくめの男来ました。

貴『あの、もしかして…。』

政府｢そのもしかしてです。おめでとうございます。貴方は二度目の審神者生活を送っていただきます。｣

｢おめでとうございます｣なんて言っているが、表情ひとつ変えない彼。

本当に政府の人って意味が分からない。

貴『玄関での立ち話もアレですし、どうぞお入りください。』

早く話が聞きたい。

もう一度彼らと共にやり直したい！

そんな希望を胸に私は政府の人の話を待った。

政府｢実は、貴方にはブラック本丸の本丸浄化のお手伝いをして頂きたく、ブラック本丸の審神者になって貰います。｣

貴『は？…えっ？』

唐突すぎて頭が追いつかない。

私の理想としては、初期刀は加州清光で初鍛刀は薬研藤四郎、次に今剣、その次に山姥切国広、そして乱藤四郎((以下略

なのに真逆のブラック本丸に行けと。

貴『無理無理無理無理！！そんなメンタルない！！こわいもん！』

政府｢ですが、貴方の試験結果から言うととても優秀ですし、審神者の経験も積んでます。なおかつ武道の方も優秀ですしこれ以上の適任者はいませんよ？｣

……優秀ね。

…優秀。

貴『そ、そこまで言うならやってやろうじゃないの！』←

政府｢良かった。そう言ってくれて嬉しいです。｣

貴『刀剣男士たちが元の状態に戻るように全力を尽くさせてもらいます。』

政府｢是非ともお願いします。では、三日後に出発しますので荷物の方はまとめておいて下さいね。｣

こうして私の審神者業復活が決まった。

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