出陣〜吉良邸討ち入り二〜 ページ6
吉良邸討ち入りとは、元禄十五年十二月十五日に赤穂藩の浪士四十七名が、主人である浅野内匠守の仇、吉良上野介を討ち取る事件である。
世に言う「忠臣蔵」である。
貴『やげーん、今剣どう？見える？』
今私達がいるのは吉良邸の門を入って直ぐの玄関の前だ。
薬研たちは吉良上野介の屋敷の堂々たるものを証明するかの様にそびえ立っている塀の上で索敵してくれている。
薬研「たぶん鶴翼陣だな。」
今剣「そうですね。かくよくじんでまちがいないですね。」
今剣と薬研以外は夜目が効きづらいのでほんらいならば夜戦には出ない。
だが、かと言って折れる寸前の他の短刀や脇差を連れて行けなくて太刀ばかりの選択となった。
それでも夜戦になるので、主人のお気に入りでたまに手入れをしてもらっている薬研と今剣をやむなく連れてきた訳だ。
鶴丸「じゃあ横隊陣だな。さてと今日も遡行軍に驚きを届けようか。」
貴『ちょっと、ふざけないでちゃんとやってよね。折れても知らないわよ。」
鶴丸「こりゃ驚いた。Aお前、そんな冗談言う奴だったか？」
貴『前からこんなんよ。』
三日月「一期一振を守れんかった戒めだろう？鶴丸、Aの気持ちもくんでやれ。」
貴『もーいいよ。いくよ。特に三日月と鶴丸は折れやすいから気をつけて。獅子王も無理しないこと。薬研、今剣〜、もうそろそろ降りておいで。』
屋根の上で索敵している薬研と今剣に声をかける。
その刹那___________
薬研「襲撃っ！」
矢が雨の様に飛んでくる。
三日月と私で軽く防ぐ。だが…
今剣「あっ！」
貴『っ？！』
流れ矢が今剣に刺さる。
薬研「大丈夫か？！」
今「はい…。」
門の前にはいつの間にか時間遡行軍がかなりの数で私達をお出迎え。
_________最悪だ。一気に形成が不利になる。
貴『くそっ！！一旦退避する！陣形を立て直します！』
私達は吉良邸から出てなんとか逃げ切った。
しかし__________
貴『あれ？サイコロが……ない….。』
更に最悪の危機__________
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フォルト - とってもおもしろいです！タイトルは天ちゃんじゃなくて審神者なんですかね…次の更新待ってます！ (2017年11月5日 21時) (
レス) id: 583ccbd828 (このIDを非表示/違反報告)
きな粉餅(プロフ) - 道化師ロキさん» ありがとうございます！早めに更新出来るようにします！応援ありがとうる！！ (2017年9月27日 20時) (レス) id: eefabb8af1 (このIDを非表示/違反報告)
道化師ロキ - とっても面白いです！！続きとっても気になります！！応援しています！ (2017年9月24日 20時) (レス) id: 49e4013bc3 (このIDを非表示/違反報告)
きな粉餅(プロフ) - ゆきみさん» 面白いって言ってもらえてとても感激です！体調管理もしっかりしていきますね笑見てくださってありがとうございます！ (2017年8月17日 20時) (レス) id: 6ccaa21ff3 (このIDを非表示/違反報告)
きな粉餅(プロフ) - 楪さん» ありがとうございます！頑張りますね〜！！期待に答えれるよう、頭フル回転させて更新します！('笑) (2017年8月17日 20時) (レス) id: 6ccaa21ff3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きな粉餅 | 作成日時：2016年12月11日 22時
