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馬鹿、愛してる ページ45

貴「えっ!?中也さんいないの?!」




部下「はい。会議の後から仕事で出ています。」



思い立ったらやるのが私の性格で、中也さんの執務室に来たのだがこの様だ。




そんなぁ…と肩を落とす私。





ひとまず自室に戻り溜まりに溜まった書類を終わらせる。




貴「会いたいって思ったら会えないなんて、神様はとんだ悪戯好きなのね…なんて。





中也さんの馬鹿…。」




中「誰が馬鹿だって?」




貴「ぎゃあああああああっ!!」




びっ、びっくりした…。




心臓死ぬかと思った…。




中「なんで此処に?仕事は?」




中「仕事つっても探偵社の所行ってちょい用事済ましただけだ。其れが終わって部屋戻ろうとしたら手前の神様はとんだ悪戯好きなのね〜が聞こえてきたんだよ。とんだメルヘンチックだなぁ?ん?」




貴「なんでそんな事聞いてるんですか…。」




ああ、もう恥ずかしい。




穴があったら入りたいとは正にこの事か!!




中「んで、なんで俺が馬鹿って云われなきゃなんねーだ。」




貴「馬鹿は馬鹿だからですよ。」プイッ




中「手前なぁ…。もうそろそろ上下関係ってのを教えなきゃ…。((貴「好きなんですよ。」」




貴「中也さんの事、三年前から。芥川先輩とのいざこざがあって励ましてくれた所から好きなんですよ。」




中「は?……え?」




遂に云ってしまった。




遂に云ってしまったんだ。(重要だから二回)




中也さんは柄にもなくポカンと口を開けて突っ立っている。




貴「伝えるの遅くてごめんなさい。でもずっと伝えたくて。でもこんなに時間経ってるからもう心変わりしてたらどうしようって…。」





その瞬間私の体は温かく包まれた。




中也さんに抱きしめられた。




中「あんだけ手前に好意見せたのに此処で裏切る訳ねェだろ。其れに時間を作ってやれなかったのは俺の責任だ。_________すまん。」





貴「謝んないで下さい。私、今とても幸せだなんですから。」




そう云うと中也さんは嬉しそうな顔をしてまたきつく私を抱きしめた。




貴「グエッ…苦しいです笑」




中「そんぐらい好きって事だ。」





貴「私はそれ以上ですよ?________中也さんの事、愛してます。」




中「其れは俺もに決まってんだろが。馬鹿野郎。」

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きな粉餅(プロフ) - akarich7さん» ありがとうございます!また他の作品を作ったらお願いしますね!(*^_^*) (2016年11月8日 10時) (レス) id: 7d3292c1c4 (このIDを非表示/違反報告)
akarich7(プロフ) - 中也さん本当にかっこいいです!!ほかの作品でも、頑張ってください!!応援してます(^u^) (2016年11月3日 20時) (レス) id: 52ee79d13e (このIDを非表示/違反報告)
きな粉餅(プロフ) - 華奈さん» 中也さんですね!了解いたしました!中也さんほんと人気ですね!!笑笑 (2016年8月18日 19時) (レス) id: 7d3292c1c4 (このIDを非表示/違反報告)
きな粉餅(プロフ) - 美希乃さん» 中也さんですね!!応援も書いていただきありがとうございます!励みになります!(*^o^*) (2016年8月18日 19時) (レス) id: 7d3292c1c4 (このIDを非表示/違反報告)
きな粉餅(プロフ) - 詩歌さん» ありがとうございます!細かくシチュエーションも書いていただき嬉しいです!(*^^*)参考にさせて頂きます! (2016年8月18日 19時) (レス) id: 7d3292c1c4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きな粉餅 | 作成日時:2016年6月25日 21時

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