存在意義のない少女

落ちぶれた ページ17

そして禁止令が出て一年は静かに過ごした





規則を守ればもう一度振り返ってもらえると信じて




そして禁止令が解かれたあとも宮川家の令嬢としての自覚を持ち、両親の云うことをよく聞いた




けど・・・・・次期当主としての期待も何も無くて




「宮川の次期当主は落ちぶれたな」





「よく此処に顔を見せれたものだ」





「どうして此処にいるんだ？」





「必要なんかないのに」







そしてまた裏社会に出てしまったんだ。
ポートマフィアをーーーーーーー拾ってくれた太宰さんの部活の構成員を殺してしまった





完全に八つ当たりだったのかもしれない





けれどそうするしかもう自我を保っていられなった






家に帰れば両親の冷たい顔





ねぇ、なんでそんな顔をするの？




見限ったのは其方じゃないの？





なんで私が悪いみたいな顔をされなきゃいけないの？





母「貴方なんて此処には必要ないわ」





貴「やだよ。お母様そんな事言わないで？」




母「さっさとこの家から出てって頂戴」




貴「お母様、私の話も聞いて！！！」




母「連れて行きなさい」





母がそう云えば扉からボディガード入ってきて
両腕を掴まれ玄関まで連れていかれる





そして外に放り出された





貴「(いや・・・、待て寒い！！)」






そうして私は宮川から追い出されて川で太宰さんと出会い、ポートマフィアに入ったのだった

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