59クール ページ14
Aside
A「で……あえて単刀直入に聞く」
僕の部屋に渚を入れ、背を向けて言う
A「何故僕はあそこまで無視されなきゃいけなかったんだ！！」
聞きたいのはそれだけなんだよ！と机を挟んだ渚に向かって言う
渚「それは……」
そうやってもじもじする渚、なぜに顔を赤らめる
何かやましいことでもあるのか。
まぁ、渚に限ってそんなことはないけど
じゃなくて！
A「早く答えないとその髪いじくって猫耳にするよ」
渚「何その地味な嫌がらせ！？いや地味じゃないけどね！」
コホンと咳払い？をして座りなおす渚
渚「いや……ただAが無計画にそんなこと言ってたからちょっとイラついた？」
A「疑問形ダメ！はっきり」
渚「……AがA組行くっていうから寂しくなるなぁって」
それじゃあ、だめ？とのぞき込んでくる渚。
ダメってなにも……ねぇ？
A「家近いし会えるじゃん、いつでも」
渚「……はぁ、やっぱりAはAだね」
そういって苦笑いを浮かべる渚、
えー、何か苦笑いされるようなことしたのー。
渚「ほ、ほら！勉強しよ？ね？」
A「なんで話題変えたがるしま、いいか」
これ以上追及すると長くなりそうだからここらで引いておくことにしよう
A「でも、僕のこと考えてくれたのは素直にうれしかった。渚、ありがとう」
渚「……うん、こちらこそ」
A「じゃ、僕も一肌、いや二肌脱いで頑張ろうかな」
一度顔を見合わせて笑った後、僕らは勉強を始めた
やっぱ教える人がいると自分も勉強できるからいいね、うん
かれこれ一時間くらいたったころ渚が言った
渚「そういえばさ、ずっと気になってたんだけどAってなんで一人称が僕なの？」
思わず、文を書いていた手が止めてしまう
A「……んー、かっこいいから」
渚「へー、二年の最後らへんまで私だったのに急に変わったから気になってたんだよね」
テキトーに話題を振っていたのか渚は僕の動きに違和感を感じなかったようだ
A「ほら、そこ間違ってる、気ぃ抜かないの」
渚「あ、ほんとだ……えーと、こう？」
A「正解、やればできんじゃん」
今は数日ぶりのこの幸せの時間に浸っていたい
渚との勉強会、楽しい時間は過ぎて、最後に一日が過ぎ、
中間テストの日がやってきた
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乃亜ラッテ(プロフ) - 渚大好きさん» コメントありがとうございます！！応援の言葉を糧に頑張らせていただきます！！ (2017年12月17日 21時) (
レス) id: 1160659caf (このIDを非表示/違反報告)
渚大好き(プロフ) - 頑張ってください！ (2017年12月17日 15時) (レス) id: f3618771b7 (このIDを非表示/違反報告)
乃亜ラッテ(プロフ) - rainさん» うう(T_T)ありがとうございます！！無理するどころかなまけちゃってて・・・ほんと申し訳ない・・・、面白いと言っていただけてうれしいです！！頑張って話作っていきます('◇')ゞ (2016年4月18日 0時) (レス) id: f9a9612f3c (このIDを非表示/違反報告)
rain - 面白かったです！これからも更新頑張って下さい！無理はしないでくださいね！ (2016年4月17日 22時) (レス) id: 6793ed2170 (このIDを非表示/違反報告)
乃亜ラッテ(プロフ) - イラさん» お褒めの言葉、ありがとうございます！！・・・でも私自身夢主ちゃんの設定が分からなくなってきていr（（（、コメントありがとうございます！プレートが動く速さと同じくらい遅い更新ですけど頑張ります(*'ω'*) (2016年3月31日 0時) (レス) id: f9a9612f3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月影 | 作成日時：2016年2月21日 16時
