30クール ページ31
Aside
前回とは違い、機嫌の良いAです。
なぜかというと……
数分前。
三「おいおいマジか、二人で倉庫にしけこんでいくぜ」
男子生徒が指さす方向には体育倉庫に入っていくビッチ先生とタコの姿が。
木「……なーんかがっかりだな殺せんせー、あんな見え見えの女に引っかかって」
あのビッチねぇさんは早速殺せんせーをやるようだ
三村のいうとおり、殺せんせーとビッチ先生は倉庫に入っていく。
あの中でいやらしいことでもしようとか誘って殺しにかかるのだろう。
僕はそういう話は嫌いなんだけど……。
いつかは通る道だと知りつつも、そういうのはやっぱり苦手。
曲とか話に出るのは好きだけどだけど、リアルでやるのって……しかも好きでもない相手となんて。
殺し屋も大変だなーって思う。
そんなことを考えていると、リーダー格2号の片岡が烏間先生に意見を言っていた。
片「……烏間先生、私たち、あの人のこと好きになれません」
A「同意、どう見てもただの変態女教師じゃん」
その言葉に数名が首を縦に振ってくれる、主に渚と茅野。
烏「……すまない、プロの彼女に一任しろとの国の指示でな」
申し訳なさそうに話す烏間先生を見て、こちらまで申し訳なくなる。
烏間先生は話を続ける。
烏「だが、わずか1日で全ての準備を整える手際
殺し屋として一流なのは確かだろう」
そう言い終わった瞬間、小屋から銃声が聞こえてきた
ただ呆然と見てる人や耳を塞いでる人や……赤羽は面白そうに見物している派だ。
あれ？でもこれって本物の銃だよね？……ダメじゃね？
倉庫破壊されるじゃん……
と思ったけど倉庫が破壊されることはなく。
次に聞こえてきたのはビッチの悲鳴とぬるぬる…という触手の音。
なんか大変なことになってるんだろうな、あの中入りたくなくなるかも……。
背筋がぞわぞわとしつつも、その倉庫の様子を見守った。
声がだいぶ小さくなった。
みんなで恐る恐る近づくとスッキリとした笑顔で殺せんせーが出て来た。
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作者名：月影 | 作成日時：2015年8月6日 19時
