20クール ページ21
Aside
殺「先生はねカルマ君 手入れをするのです。
錆びて鈍った暗殺者の刃を。
今日1日本気で殺しに来るがいい その度に先生は君を手入れする。
放課後までに君の心と体をピカピカに磨いてあげよう」
そう言って殺せんせーは授業を始めた。
一時間目数学。
殺「どうしてもこの数字が余ってしまう！
そんな割りきれないお悩みを持つあなた！！！！
でも大丈夫 ピッタリの方法を用意しました！！
黒板に一緒に書くのでみんなで一緒に解いてみましょう」
そんな胡散臭そうなセールスマン風に説明していく殺せんせー。
これが結構わかりやすい。
僕は説明問題苦手だからけっこうこれは需要あるかも。
自分のノートにイラストをつけたりしながら、書いていくと。
隣では銃を構えた赤羽が。
早速攻撃を仕掛けるようだ。
業「……！」
……でも失敗のようだ。
一瞬黄色い何かが出てきたと思ったら、赤羽の手からは銃が消えている。
殺「……となります 。
ああ 、カルマ君、銃を抜いて打つまでが遅すぎますよ。
ヒマだったのでネイルアートを入れときました」
業「……ちっ。」
なんか呆れた……。
それに殺せんせー、僕のノートにも落書きしてるし。
《カルマ君のネイルアートどうですか！！》
うん、呆れた(二回目)
一応見えないけどノートに返事を書いておく。
ていうか、本当自分の隣でやるのやめて欲しい、集中できないじゃんか。
チラッと渚を見ると、苦笑いでこっちを見ていた
どうにかしてくれよー！
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作者名：月影 | 作成日時：2015年8月6日 19時
