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10.喘息 [看.隆二] ページ30

side 臣

隆二「次パフォーマーと合流だよね?」

「そうだね」

隆二「じゃあ行くかー」

仕事の移動で隆二と一緒にエレベーターに乗り込んだんだけど…

…え、まって、??

誰かエレベーターの中で香水振った、??

すごい匂い充満してるんだけど…


「ゲホ、ゴホ、あ、やば…ケホ、ゴホ!ひゅ、」

隆二「え、臣っ!」

咳止まらないし息苦しいしで立ってられなくて、座り込んだ俺を包み込むように抱きしめてくれて

エレベーターの扉が開くまで背中を摩ってくれた


隆二「臣、もう大丈夫だからね、」

扉が開いた瞬間に俺を抱き抱えて外に出してくれて

「ヒュー…ぜぇ、ぜぇ、た、すけ、」

やばい…意識朦朧としてきた…

隆二「これ吸おうなー」

俺の口に吸入器加えさせて吸入をサポートしてくれたおかげで呼吸が楽になった

・→←完



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作者名: | 作成日時:2024年3月18日 2時

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