日常44。 ページ45
太宰の手が私の髪にかかる。
『あああああああああああああああ!!!』
すぐさま立ち上がり太宰の手を振りほどいた。
『手前何すんだよ!!』
「何って、ちょっとばかり気を利かせてあげようかと思ったのだよ。
何、そんなに拒絶するって事は、何か絶対に髪を下ろしておかないといけない理由でもあるのかい?」
勿論此奴は全て理解して云っているわけで、本当にタチが悪い。
『五月蝿い!!なんでもねえ!!』
私は逃げるようにして医務室へと入っていった。
ーーー
「Aさん、どうやら怪我したみたいで其れを隠す為だそうです」
『怪我、ね』
敦くん達にはそう説明してるわけか。
其れも其の筈。馬鹿正直にキスマークですだなんて言えない。
「あれ、怪我…?」
何やら唸るそぶりを見せる。
『如何したんだい?敦くん』
「…尖ったゼリーって、何ですか?」
・
私が聞きたいよ。
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こたく(プロフ) - 有栖川.さん» ヒェェ本当だ!!!教えてくださってありがとうございます( ; ; ) (2020年3月3日 16時) (レス) id: 3d133b905d (このIDを非表示/違反報告)
有栖川.(プロフ) - 日常45。と日常46。で"釦"が"牡丹"になっております。気づくのが遅くてすみません。 (2020年2月6日 19時) (レス) id: aa7e31ea9e (このIDを非表示/違反報告)
こたく(プロフ) - クロッキーさん» なんとなんと、受験生のお方ですか…!これから辛い時期が続いてしまうと思いますが、そんな時の励ましになれるような小説を目指します!!ファイトです!! (2019年6月16日 23時) (レス) id: 3d133b905d (このIDを非表示/違反報告)
クロッキー(プロフ) - 夢主ちゃんの性格好き……!今年受験生なのでこの小説を見て、頑張りたいです!更新頑張って下さい>< (2019年5月2日 23時) (レス) id: 3248997e70 (このIDを非表示/違反報告)
ナギ(プロフ) - 麦ちゃん さん» おめでとうございます! わああっ…とてもとても嬉しいです、本当にありがとうございます! これからも読んでくださっている皆様を笑顔にできるよう励みます。完結までお付き合い頂けると幸いです! (2019年5月2日 11時) (レス) id: 3d133b905d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こたく | 作成日時:2018年5月23日 20時