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日常33。 ページ34

太宰「_____ねえA、待ってよ。」






如何して、こんな事になった。






時は少し遡る。

それはほんの五分前_____。









敦「あれ、最後に乗りたいです」


敦の指は綺麗にライトアップされた観覧車に向いていた。


観覧車は鮮やかな夕焼けを後ろにゆっくりと回り、枝の先の蕾のようにゴンドラが僅かに揺れていた。




与謝野「じゃあ最後にアレ乗って帰るかい?」


賢治「観覧車、とっても高いですね!やっぱり都会って凄い…!」



各々が賛成の意を示し、私達は観覧車の麓へと向かった。





谷崎「わァ、近くで見るとより大きく見えますね」


下から見上げると何だか思ってたよりも高くて、少し圧倒された。

自分が今から乗るんだ、とワクワクした。



夕方になってくると随分人が減り、列に並んでいてもあっという間に自分達の番が回ってきた。


敦「よっ、と」


ゆっくりと回り続けるゴンドラに敦がヒョイッと乗り込んだ。

敦「ほら、太宰さんとAさんも乗ってください!」


そう笑顔で云われ、まずは太宰が乗り込んだ。


Aさんも早く、という風に手を差し出され、私は敦の手を握った。





刹那。





敦「Aさん、ごめんなさいッッ!!!!」

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こたく(プロフ) - 有栖川.さん» ヒェェ本当だ!!!教えてくださってありがとうございます( ; ; ) (2020年3月3日 16時) (レス) id: 3d133b905d (このIDを非表示/違反報告)
有栖川.(プロフ) - 日常45。と日常46。で"釦"が"牡丹"になっております。気づくのが遅くてすみません。 (2020年2月6日 19時) (レス) id: aa7e31ea9e (このIDを非表示/違反報告)
こたく(プロフ) - クロッキーさん» なんとなんと、受験生のお方ですか…!これから辛い時期が続いてしまうと思いますが、そんな時の励ましになれるような小説を目指します!!ファイトです!! (2019年6月16日 23時) (レス) id: 3d133b905d (このIDを非表示/違反報告)
クロッキー(プロフ) - 夢主ちゃんの性格好き……!今年受験生なのでこの小説を見て、頑張りたいです!更新頑張って下さい>< (2019年5月2日 23時) (レス) id: 3248997e70 (このIDを非表示/違反報告)
ナギ(プロフ) - 麦ちゃん さん» おめでとうございます! わああっ…とてもとても嬉しいです、本当にありがとうございます! これからも読んでくださっている皆様を笑顔にできるよう励みます。完結までお付き合い頂けると幸いです! (2019年5月2日 11時) (レス) id: 3d133b905d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こたく | 作成日時:2018年5月23日 20時

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