私を見捨てないで 2

51 ページ1

大樹「遅くなってすみません！」


ーｶﾞﾗｯ


大樹「あ、はじめまして！佐藤大樹です！」


大樹…



そっか、今、



私、Mariaだ。


『はじめまして、Mariaと申します』









大樹「もう飲んじゃったんですか〜(笑)」









亜嵐「大樹おいで！！」









大樹「はい！」


白濱さんたちは




私と大樹が付き合ってたことは




誰1人知らない。




だって、誰にも話してないもん。


広臣「Mariaちゃんものも〜よ〜」


臣さん酔ってるし。



『私、お水で大丈夫です(笑)』


てか、





もう12時過ぎちゃった。






明日仕事早いんだよね…



『私、もう帰りますね』









玲於「あ、俺、送りますよ！」


なんか、




佐野さんが意外なんだけど…


亜嵐「玲於ずるーい、俺も行く」


ーｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

玲於「ホテルどの辺ですか？」


TAKAHIROさんが




ホテル代高いからって




最近、TAKAHIROさんの家に





お泊まりさせていただいてるんだよね。





でも、申し訳ないから、




自分で家探さないと。


『ホテルどこだか忘れちゃいました』









2人「え？」









玲於「亜嵐くんどうしますか？」









亜嵐「俺、明日、仕事早いからさ、玲於ん家は？」


佐野さんの家！？




2人っきりは……

玲於「すみません、俺の家は…ちょっと…」









亜嵐「もしかして、彼女！？」









玲於「違いますよー(笑)」

彼女いるんだ。




そうだよね、




こんなかっこいいもん。




あれ？なんでだろう。




前までは嫌いだったのに。

52→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す