JUMPing princess＊3

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涼介side



涼「え…！？」



『まさか自分の誕生日忘れたの？

流石にそれは働きすぎ！
もーちょい休むとか…』



涼「そ、そうじゃなくて…！

何でここにいるの？」








映画の撮影とか、
多分ドラマもあったし、
何なら雑誌の取材もあったはず。


崩れかけてるメイクから伝わる疲労感、

Aには感謝してもしきれない。








『涼介のことお祝いしたかったからだよ、

それ以外に理由なんていらないでしょ？』



涼「…あぁもう……ありがとー…すきいいい」



『わっ！…もう、涼介……』








思わず抱き締めると、
Aは呆れたように笑った。

そんな笑顔も、大好き。








『でね、プレゼントなんだけどね、

撮影先で見つけた雑貨店で指輪見つけて…
涼介の名前彫ったの、どう？』



涼「…わ！！めっちゃいいじゃんこれ」



『へへ、良かったぁ』








俺のために選んでくれたんだって思うと、
余計に嬉しくなっちゃって。








涼「ありがとう、

めちゃくちゃ嬉しい。」



『どういたしまして！』








*



涼介、お誕生日おめでとう！



*

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