陰日向の君に捧ぐ！ (ページ6)

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煙じゃなくて(Ren.M) ページ6

事務所自体は全面禁煙。

だから吸う時は近くの喫茶店。

事務所での作詞に行き詰まり、

気分転換に、と駆け込んだ。

幼い外見に似合わないもんだから

周りにはやめようよ～

なんて言われるけど、

私にとってこの“無になれる時間”は貴重だ。

本数少ないだけ甘んじて欲しい。←

飲食店の全面禁煙だけは頼むからやめてよね政府さん…

なんて思いながらコーヒーを啜ると

ドサっと音を立てて前に座る人物。

目「まだやめてないんだね。」

『やめないよ～？嫌なら別の席行きなy「行かない。」

目「何、詰まってんの？」

『未来の売れっ子さんたちのために

良作量産の修行中～』

目「コンペ落とせないもんね。笑」

『意地にかけても！ね！』

目「…ほんと、そういうとこ好き。」

『やめてよ蓮。心臓に悪い…』

目「俺のせいならいいじゃん。」

歯が浮く言葉ってこういうことだよなあ。

目「変わらず、2人のときは蓮って呼んでくれんだね。」

『抜けないだけだよ、めーめ。』

目「素直じゃねえの。」