陰日向の君に捧ぐ！ (ページ4)

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“なかよしさん”の特権(Shota.W) ページ4

prrr...

約束の日に、いつもの調子かー、

車出してもらうからなんも言えないけど…

ー10問10答の日の帰り際ー

渡「Aー、次のオフ、一緒に化粧品見に行かない？

気になってるのがあって。」

と新商品のパンフレットを見せてくるしょっぴ。

『あー！私このシリーズのファンデ前にサンプル使ってさ、

買おうと思ってたとこ！』

渡「なら、久々に運転したいし、少し遠出兼ねて行くか。」

佐「おっ？デート？デート？笑」

(佐久間の一言で気が気じゃないスノたち)

深「は！デート？！」

目「ダメダメ、樹くんにチクりますよー」

『めめなんで樹なn』樹「誰がAとデートって？！」

ドアが勢いよく開いて、

SixTONESの樹が飛び込んできた。

『なんで聞こえてるの…』

ジェ「DAHAHAHA！ここ、天井吹き抜けてっから！！」

続いてノリで飛び込んできたドナ…ジェシー。

(隣部屋から)
高「ジェシーうっせえ！！！笑」

ジェ「ほら！笑」

ー回想終了ー

prr…

渡「ん…はい、」『しょっぴ？』

渡「え…やった？」『やったね。』

少し食い気味に答えて。

約束の時間は11時、今は…

渡「12時…ほんっとごめん！すぐ準備する。待てる？」

『お昼おごりね。』

渡「昼でもデザートでも、もう、なんでも奢る！」

ー1時間後ー

慌てて出てきたにしては

今日も決まりすぎているしょっぴが到着。

イケメンでセンスもいいって、ずるいよね。

しかも…

「ごめんごめんっ。じゃあ…乗って？」

なんてわざわざ助手席に回って

ドアを開けてくれるもんだから

『今日もイケメンね』、と

いつも通りからかったつもりが

乗り込んだ後横目で見た彼の耳が

ほんのり染まっていた…ような気がする。