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その日の夜
お兄ちゃんから電話がかかって来た。
『はい?』
祐希「あ、A?」
『うん。』
祐希「あのさ。明日、来てよ。」
『え?』
祐希「有志がさ。ずーっと元気そうに振舞ってんの。」
『え、どういう意味?』
祐希「無理してるってこと。Aと何かあったのは見てすぐわかるよ。」
『…』
祐希「何があったかは聞かないけどさ、」
『…うん。』
祐希「若いうちは冒険しろよ。」
『何おじいちゃんみたいに言ってんの』笑
祐希「まだなーんも守るもんなんてないくせに。お前は守りすぎなの。後悔する前に行動しないと。」
『はいはい。』笑
祐希「じゃ、来いよー!」
そう言って切れた通話
有志の心配をしてるのか、私の心配をしてるのか。
ううん。
お兄ちゃんは優しいから。
私たちのことを心配してくれたんだね。
後悔だけは…
したくない。
したくないんだよ。
お兄ちゃんっ…
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柚葉 - あ、そうなんですね!すいません!そうですね!現実にあったらすごいですw (2019年11月10日 20時) (レス) id: 46509c50c0 (このIDを非表示/違反報告)
Mizuna(プロフ) - 現実になったら面白いですよね~っていう話ですから現実になって欲しいとは思ってませんが実際にあったら凄いですよね。 (2019年11月10日 20時) (レス) id: 30f1f4cb3e (このIDを非表示/違反報告)
柚葉 - すいません!Mizunaさん!訂正です。 (2019年11月10日 20時) (レス) id: 46509c50c0 (このIDを非表示/違反報告)
柚葉 - Mizunoさん!コメントありがとうございます。えーと、それは現実になってほしいということで…? (2019年11月10日 20時) (レス) id: 46509c50c0 (このIDを非表示/違反報告)
Mizuna(プロフ) - きゃー! 現実にされたらもう諦めるしかないじゃないのよ〜笑 (2019年11月9日 21時) (レス) id: 30f1f4cb3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rara | 作成日時:2019年10月22日 21時