キャラメルドリーム 2 (ページ41)

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Dream 87 ページ41

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奈々ちゃんが譲ってくれたから私は焼きそばを作ることにした。

私だって焼きそばぐらいは作れる。

よく家に誰もいないときとか勝手に作る。

だから私はたんたんと焼きそばにソースと野菜を炒め始めた。

『できたよ！』

健「うまっ！」

勝「ほんとだ！美味しい！」

奈「Aちゃんすごい！！」

『良かった～！』

ちょっと心配だったんだよね。

味見とかしなかったし。

茜「え、Aちゃんの班焼きそば美味しそう。」

『え？』

いきなり隣の班にいた茜ちゃんが声をかけてきた。

茜「うちらの班やばいよ。焦げまくった笑」

見てみると確かに焦げてる…

『あ…たぶんその鉄板の火力が強かったんだよ！』

茜「そんなことってある？」

『ある！笑』

茜「いやいや。いいなーAちゃんの班。一家に一台Aが必要だよ、今の時代。」

『えーなにそれ笑』

結局私の班のわけてあげることにした。

あれ？

奈々ちゃんなんか拗ねてる？

もしかして私が褒められすぎて、
なんでAちゃんばっか、とか、私だってできるのに、とか思っちゃってる系ですか？

そうだったら結構めんどくさいぞ。

あ！そうだ！

『奈々ちゃん！明日お土産買うじゃん？その時にお揃いのもの買わない？』

女子とかってお揃いでもの買うのすきでしょ。

奈「うん！買う！」

『ほんと？嬉しい！』

奈々ちゃんのテンションは戻ったかわかんないけど、少しご機嫌取りにはなったかな？

まぁ、今後もテンション上げていけばなんとかなるだろ！