Dream 86 ページ40
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宿に帰ってきた。
今日の夜はさっきの班で外でバーベキューをするらしい。
外には鉄板付きの机と椅子がズラリと並んでいた。
その机の上には肉とか野菜とか焼きそばとかが置いてある。
でも席に着いてからすぐに食べられるわけではない。
先生の長ったらしい話が待ってる。
今日の振り返り的な感じのが。
もー早くして!お腹空いたから!
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「「いただきますー」」
ようやく食べられる。
だけどまだ食べ物を焼かないと食べられない…
でも私焼かないタイプなの!笑
こーゆーのってたいてい誰かが仕切って焼いてくれるから。
ほら、さっそく奈々ちゃんが。
奈「これ焼いちゃうね!」
『ありがとー』
上手いかどうかはわからないけどとりあえず任せてみよ!
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奈「Aちゃん!これ食べていいよ!」
『あ、ありがと。』
最初は奈々ちゃん思ったよりちゃんとしてるなーって思ってたんだけどね、
風「ちょ、お前ここ焦げてきてる!」
奈「え!食べて!」
風「松島、お前食べろ。」
聡「え、俺?焦げてるの押し付けないでよ〜」
一気に焼けてきてこういうことが起きてきた。
『とりあえず、この皿に焼けたの移そうよ!』
健「Aナイスアイデア!」
マ「Aちゃん頭いい〜」
いやいや、普通のこと言っただけですよ。
奈「Aちゃんありがとう〜助かった!
鉄板空いたし焼きそば焼き始めるね。」
なんて言ってくれたけど手つきが危ない。
これで焼きそばまで焦げたらヤダ。
『奈々ちゃん。私やろっか…?』
そんな思いから自然と言葉を発していた。
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作者名:ゆってぃー | 作成日時:2017年8月22日 23時