Dream 68 ページ22
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『はぁー』
奈「なんでため息ついてるの?Aちゃん成績良かったじゃん。」
『ぜんぜんだよ。ギリギリクラス10位以内に入れたぐらいだよ。』
奈「それ私にとってはイヤミなんだけど。」
『でも奈々ちゃん英語出来てたじゃん。私はもう悲惨な結果だからね。』
奈「そんなことないよ!」
『そんなことある。』
この話キリがないや。
奈「てかさ、どうだった?」
『え?なにが?』
「おばあちゃん。泊まりに来たんでしょ?」
あ、、
嘘ついてたんだ。
『あーうんうん。久しぶりに会えてよかった。』
「へぇーよかったね。」
『う、うん。』
「何したの?」
『あ、えっと…ショッピングした。』
「なんか買った?」
『まぁいろいろ?』
「いろいろって?」
『アクセサリーとか?』
「ふーん。」
とりあえず健人とのことを言ってみたけどごまかせたかな?
てかここまで聞いてくる必要ないよね。
束縛されてるみたい。
お互い気が合わないことぐらいわかってるのに、なぜここまで絡んでくるんだろう…
.
風「おい、A」
『へ?』
誰かと思ったら風磨じゃん。
「なにマヌケな声出してんの?」
『いや、なんか怖かったからなんか気に触るようなことでもしたのかと…』
「ちがうから。林間学校のことでいろいろ書かなきゃいけないものがあるから放課後残ってって話。」
『あぁ、そっか。わかった。』
「うん、お前もな。」
風磨は奈々ちゃんにも確認を取る。
奈「あ、うん。」
風「じゃ、あとで。」
そう言って風磨はベラベラ話してうるさい男子達のグループに帰って行った。
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作者名:ゆってぃー | 作成日時:2017年8月22日 23時