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Your side
そろそろお昼だねって話なって、聡マリが近くのスーパーまで買い出しに行ってくれた。
私の家からいろいろ持ってきてもよかったけど、さすがに4人分の食料なくて。
それで買い出し行こうとしたら、2人とも優しいから行ってくれた。
それで今はきくちと二人っきり。
だけどソファーで寝てるんだよな。
お昼何食べたいか聞きたいんだけど…
試しにツンツンって突っついてみたら、ちょっと動いたんだけど、返事はない。
これ起きてるんじゃない？
『ねーねーきくち。』
「…なに。」
やっぱり起きてたんじゃん。
『お昼ご飯どうする？』
「知らない。」
『え…』
すごいぶっきらぼうなんですけど。
『なに拗ねてるの？』
「拗ねてない。」
いやぜんぜんこっち向いてくれないし、絶対拗ねてるじゃん。
もう何に拗ねてるんだろう
「あいつらは？」
『お昼ご飯の買い出し行ってくれたよ。
それで、何食べたいか聞こうと思ってたの。』
私がそう言うと、モゾモゾと動いてやっとこっちを向いてくれた。
…のはいいんだけど、今度はじーっと見つめられる。
そんな見つめられると照れるんですけど。
『な、なに？』
「なんでも。」
いや、全く意味がわからない。
『ねー、何食べたい？』
「Aの手作りのもの。」
『…
私、料理苦手なんですけど。』
「昨日お粥作れたじゃん。」
『それは、たまたまだって。』
「Aの作るものならなんでもいいから。」
そう言ってまた背を向けて寝始めるきくち。
『ねぇー、また寝ないでよ〜！』
って叩いても振り返ってくれないし。
『ばか。』
そう呟いてスマホを見ると聡ちゃんから電話が来てた。
かけ直すとすぐ出てくれて、もしもし、なんて声が聞こえてくる。
『聡ちゃん？
あのね、きくちに何がいいかって聞いたんだけどね…』
「もう連絡先交換したのかよ。」
『え？
あ、いや、ごめん。
きくちがなんか喋ったから。
うん、それでね…』
電話しながら、きくちの方見るとまた背向けてるし。
なんでそんな機嫌悪いの。
今日のきくち、なんか面倒くさい。
.
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ゆう(プロフ) - ありりんりんさん» 読んでくださりありがとうございます！今のところ近々続編を書くつもりはありません。せっかく提案してもらったのにすいません(>_<)。 (2020年5月23日 0時) (
レス) id: e294135eca (このIDを非表示/違反報告)
ありりんりん(プロフ) - お疲れ様です！続編あるならメンバーside読んでみたいです (2020年5月22日 23時) (レス) id: 6cac901a33 (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむすずりんご(プロフ) - 待ってましたー！！たのしみにまってますー！ (2020年5月7日 2時) (レス) id: 9c98cd3216 (このIDを非表示/違反報告)
ハッピースクール(プロフ) - 更新、とても嬉しいです。このお話が凄く好きなので、ゆかたんさんのペースで更新頑張って下さい。応援してます。 (2020年3月4日 22時) (レス) id: 831e3c9db9 (このIDを非表示/違反報告)
有香(プロフ) - 続きが気になります... (2019年9月8日 12時) (レス) id: b1c7c50b3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆかたん | 作成日時：2018年10月11日 22時
