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Fuma side
なんとか間に合ってよかった。
急いでマンションの下に行ったのに、いなかったときは焦った。
男の怒鳴り声が聞こえてきて、もしかしたらと思い行ってみたらAが殴られそうになってて。
ギリギリで手押さえられてよかった…。
風「A！大丈夫か！？
怪我してない？？」
Aが心配で怪我をしてないか気になってしまう。
律「おい、こいつ誰だよ。」
とAの元カレらしき人に聞かれた。
俺はこいつを追い払うために、
「Aの彼氏だけど？」
と嘘をついた。
そしたらAも、
『…私、この人と付き合ってるの。
だからあなたと付き合うことはできない。
ごめんなさい。』
とこの嘘に乗ってくれた。
あぁ、これ本当になればいいのにな、なんて今こんなときでさえ思ってしまう。
律「そいつがいるから付き合えないの？」
元カレがそう俺を睨んでくる。
なんでこいつ少しも自分が悪いと思わないんだよ。
そんなところにだんだんムカついてきて。
風「Aは俺がいなくても、サイテーなお前なんかともう付き合わねーから。」
と言ってやった。
そして最後にトドメを刺すように、
風「一生Aの前に現れんな。」
と思いっきりガン飛ばしてAを連れ出した。
.
風「はぁー」
マンションの中に入り、緊張が解ける。
『あ、あの、ありがとう…』
なんてAにお礼を言われる。
まだこの間のことを気にしているのか、どこかよそよそしくて。
「いーえ、Aが無事でよかった。
なんか困ったことあったら、またすぐ俺に言うんだよ？」
『あ、うん…
ほんとにありがと。
でもたぶんもう大丈夫。』
「…」
完全に詰まった。
いざ目の前にいると何話していいかわからないし。
Aにもまだ嫌われてるっぽいし。
さよならするしかないか…
「じゃ、じゃあ俺行くね？」
そう言ってちょうどよく来たエレベーターに乗ろうとすると…
『待って…！』
「ん？」
いきなりTシャツ裾を引っ張られた。
『あ、あの…
ちゃんと話したいことがあるの。』
そう上目遣いで言うAはずるいくらいに可愛かった。
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ゆう(プロフ) - ありりんりんさん» 読んでくださりありがとうございます！今のところ近々続編を書くつもりはありません。せっかく提案してもらったのにすいません(>_<)。 (2020年5月23日 0時) (
レス) id: e294135eca (このIDを非表示/違反報告)
ありりんりん(プロフ) - お疲れ様です！続編あるならメンバーside読んでみたいです (2020年5月22日 23時) (レス) id: 6cac901a33 (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむすずりんご(プロフ) - 待ってましたー！！たのしみにまってますー！ (2020年5月7日 2時) (レス) id: 9c98cd3216 (このIDを非表示/違反報告)
ハッピースクール(プロフ) - 更新、とても嬉しいです。このお話が凄く好きなので、ゆかたんさんのペースで更新頑張って下さい。応援してます。 (2020年3月4日 22時) (レス) id: 831e3c9db9 (このIDを非表示/違反報告)
有香(プロフ) - 続きが気になります... (2019年9月8日 12時) (レス) id: b1c7c50b3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆかたん | 作成日時：2018年10月11日 22時
