☆79 ページ33
Your side
風「A！大丈夫か！？
怪我してない？？」
『う、うん…
でも、なんで…？』
「助けてって言われて助けにこないわけないだろ。
心配かけんなよ！」
『ごめん…』
助けに来てくれたきくちは物凄く気にかけてくれて。
なんでこんなに優しくしてくれるの？
律「おい、こいつ誰だよ。」
『…』
風「Aの彼氏だけど？」
『え…？』
今なんて…
律「は？
どういうことだよ。」
風「だから俺の女だから手出すなって言ってんの。」
律「は、そんなわけ…」
風「そうだよな、A？」
そう言ってきくちは私の肩を抱いてくる。
あまりに驚いて違うと言いそうになったけど、きくちは律を追い払おうとしてくれてるんだよね。
せっかく助けてくれようと嘘ついてもらってるんだから、ちゃんと言わないと。
『…私、この人と付き合ってるの。
だからあなたと付き合うことはできない。
ごめんなさい。』
律「なんだよ、それ…
そいつがいるから付き合えないの？」
『い、いや…』
やばい、これで矛先がきくちに向いたら迷惑かかっちゃう。
そう思ってなんて言おうか戸惑っていると…
風「Aは俺がいなくても、サイテーなお前なんかともう付き合わねーから。」
律「っ…」
きくちがズバッと言ってくれた。
それに律は不服そうな顔をしている。
そんな律にきくちが1歩近寄る。
そしてじっと睨み、
風「一生Aの前に現れんな。」
律「…」
そう言うきくちは声のトーンからして怒っているのがわかった。
あぁ、私のためにそこまで言ってくれるんだ…
律はポカーンと立ち尽くしていた。
風「A行こ。」
『あ、うん…』
私はきくちに手を引かれ、マンションの方へ連れて行かれた。
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ゆう(プロフ) - ありりんりんさん» 読んでくださりありがとうございます！今のところ近々続編を書くつもりはありません。せっかく提案してもらったのにすいません(>_<)。 (2020年5月23日 0時) (
レス) id: e294135eca (このIDを非表示/違反報告)
ありりんりん(プロフ) - お疲れ様です！続編あるならメンバーside読んでみたいです (2020年5月22日 23時) (レス) id: 6cac901a33 (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむすずりんご(プロフ) - 待ってましたー！！たのしみにまってますー！ (2020年5月7日 2時) (レス) id: 9c98cd3216 (このIDを非表示/違反報告)
ハッピースクール(プロフ) - 更新、とても嬉しいです。このお話が凄く好きなので、ゆかたんさんのペースで更新頑張って下さい。応援してます。 (2020年3月4日 22時) (レス) id: 831e3c9db9 (このIDを非表示/違反報告)
有香(プロフ) - 続きが気になります... (2019年9月8日 12時) (レス) id: b1c7c50b3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆかたん | 作成日時：2018年10月11日 22時
