ＳＡＯキリト夢小説 White guardian５

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なんで謝るかって・・・・私が悪いからですよ。


本来人間じゃない、バケモノなのにそれを隠してキリトに近づいた。‘守る’なんて言いながら。

あ、でも嘘じゃないんです。守るって言った事は。信じてもらえなくてもしかたないですけど。


・・・・小学生になるかならないかくらい歳の時、組織が崩壊して私たちは解放されたんです。

仲間の裏切りでした。

私が姉のように慕っていたネグ(Ｎo.１)っていう人が、私を消して自分が這い上がるために仕組んだ、とても巧みな罠。


その人を直接罰したのは、私です。

そこで私を引き取ったのが、か・・・ヒースクリフで、あの人は私を学校に通わせてくれました。手違いで一学年上に編入させられたんですけどね・・・。


最初は、楽しかったと思います。やること全てがあの頃とは正反対の事で。

でも、やっぱりその生活に馴染む事はできなかった。


一番辛かったのが、給食でした。

食事は摂るものではなく、摂らされるものっていう認識が体の底に染み付いていて、食事を残す、即ち命令に反したら今にも足首の爆弾が爆発するんじゃないかって。


急にヒステリー起こしては意味不明なことを叫ぶような子供でおまけに真っ白。気持ち悪いにも程がありますよね。


クラスメイトが遠ざかっていく中、アスナだけが最後まで私と親しくしてくれた。それも、‘怖い’の一言でなくなっちゃったけど。


そんな感じで中学生になって、よく考えたら自分は生きてる意味ないなって、思って。

私は奪うことしかできないから。そのためだけに生まれてきたから、誰の役にも立てないなぁって。


でも、やっぱり生きてたらシアワセになれるのかな、なんて考えたりもしてた。


そんな時に、ＳＡＯが開始されて、キリトと会ったんです。

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