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「レイ、幾つか聞いてい?」
「聞くだけならどうぞご自由に」
「いや、答えてよ。てゆーか敬語なんてどうしたの?落ち着かないんだけど俺」
「そっちの事情なんて知りません。それよりいつ血盟騎士団に入ったんですか。なぜここにいるんですか」


カトルは笑みを崩さないまま答えた。


「なぜ入ったかとは聞かないわけね。つい最近だよ、ちなみにそれまではオレンジプレーヤー?だった。なんであの店にいたかは秘密ー」


キリトがぴくりと反応する。

オレンジだったであろう事はPOHから伝言を貰った時点でわかっていた。

悪びれる様子もなくオレンジと暴露するあたり、変わっていない。


「なんでこの世界にいるんですか。引き取られたって・・・」
「レイだって薄々わかってるんじゃないの?俺らがシアワセになれるわけないじゃん」
「・・・・・っ」


カトルの変わらない声音が、余計に重く圧し掛かる。

両膝を抱えると、カトルは視線をこちらに向けずに言った。


「ねえ、こいつといて‘そう’なれると思った?まさかとは思うけど俺らがしてきた事、忘れたわけじゃないよね?」


声に含まれた笑いは恐らく嘲笑。まるで私を夢から引っ張り出す、悪魔の笑い。

隣を見るとキリトがただ、俯いていた。

軽く息を吸い込み、口を開く。


「I am a doll, a machine, and a killer. I am not in the …… human」
「っ・・・・!」
「なつかしいなぁ。なんだ、ちゃんと覚えてるじゃん」


二人の反応は対象的だった。

キリトはこれまで見たことない表情を浮かべ、片方は相変わらずの微笑み。

カトルは立ち上がると、一層大きく笑って言った。


「レイ。血盟騎士団においでよ」

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菓豆(プロフ) - 夜風さん» コメントありがとうございます。頑張ってカルマの小説も更新しないとですね (2015年4月5日 13時) (レス) id: edc29e4d3f (このIDを非表示/違反報告)
夜風 - お帰りなさいです!カルマ君の小説、読ませていただきました!とても面白かったし、何より夢主ちゃんがかっこよかったです!更新頑張って下さい! (2015年4月5日 13時) (レス) id: 2e25d02f53 (このIDを非表示/違反報告)
菓豆(プロフ) - 紫芋さん» ただいまですっ!!実は旅行中ずっとこの小説の事考えてました(笑) (2015年4月5日 12時) (レス) id: edc29e4d3f (このIDを非表示/違反報告)
紫芋(プロフ) - 菓豆さん(旅行から)お帰りなさい!これからも、菓豆さんの作品見させて頂きます!頑張ってください(((o(*゚▽゚*)o))) (2015年4月5日 11時) (レス) id: 262404c03e (このIDを非表示/違反報告)
菓豆(プロフ) - 優さん» コメントありがとうございます。ご意見、ご感想等何回でもコメント下さい!! (2015年4月5日 10時) (レス) id: edc29e4d3f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:菓豆 | 作成日時:2015年3月15日 20時

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