ＳＡＯキリト夢小説 White guardian４

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「・・・後で、聞きたいことまとめてメッセージ送る」


絞まった喉を無理やりこじ開けてなんとかそれだけ口に出した。


「ああ。・・・・Aに渡したいものがある」


ヒースクリフがそう言って少し間があった後、視界にウィンドウが表示される。

トレード欄だ。防具が一つ、記されていた。


見たことも聞いたこともない名称だが、恐らく今身につけているものとは比べ物にならない程強い装備なのだろう。


ヒースクリフは苦笑気味に言った。


「そのケープでは、頼りないだろう」


確かにどうしてもフードつきのものは防御力が劣る。

それに慣れたとはいえ、やはりケープは動きに合わせてはためき、邪魔だ。


受け取ってそのまま装備してみると、ケープのように邪魔になる感じは一切しなかった。

まじまじと自分の体を見ると、フードこそついているものの、これはコートに近い。


「いいの？こんなの貰って」


ヒースクリフはゆっくり頷く。

一応お礼を言うと、気にしなくていいと返ってきた。


「それより、キリト君たち待たせているのだろう？聞きたいことはもうないね？」
「待って」


歩き出そうとするヒースクリフを引き止めた。


一番聞きたかった事。

ずっと気になっていた事。


「カトルはここにいるの・・・・！？」

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