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キリトが何か考えるように視線を動かした後、口を開いた。


「・・・・たとえば、フィールドでカインズのHPを一撃でゼロまで持っていくとする。バーが減りきる前に圏内に入れたらどうなるんだ?」


HPバーは、攻撃を受けた瞬間にぱっと減るのではなく、まさしく徐々に減少していく。

確かに、キリトの言ったそれならば可能かも知れないが。


「決して高級品ではないショートスピアで、壁戦士を一撃死させるには現時点で・・・レベル一〇〇には達している必要があると思うが」
「ひゃ、ひゃくなんてそんなの、いるわけ・・・」


オレでも現在のレベルはまだ八十後半だ。

それもチートしてこれなので、・・・・。


「・・・・ヒースクリフ、オレ意外に」
「とりあえず、その一人称を直したら答えよう」


隣の人物に小声で問うと、小言が返ってきた。


「うるさい、で?」


つい、声が大きくなってしまい、キリト達二人が視線をこちらに向ける。


「そのような人物は、いない」


これは、キリト達にともオレにともとれる返答だ。

謎は深まる一方。


なにか見落としがないか記憶を辿っていると、NPCの店主がどんぶりを四つ、テーブルに置いた。


・・・・。


四つ?

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神代 - おもしろいです (2015年6月12日 21時) (レス) id: 4007d28527 (このIDを非表示/違反報告)
菓豆(プロフ) - 卯蘭さん» お役に立ててなによりです。応援ありがとうございます!! (2015年3月12日 21時) (レス) id: 70dd2b75b7 (このIDを非表示/違反報告)
卯蘭(プロフ) - それと、夢主ちゃんクールビューティーすぎて最っ高です!いつも見てます、応援してます!!((日本語エ (2015年3月12日 21時) (レス) id: 5ad3b9ae2e (このIDを非表示/違反報告)
卯蘭(プロフ) - 菓豆さん» 分かりました!ありがとうございます、検索してみます!!(ノ´∀`*) (2015年3月12日 21時) (レス) id: 5ad3b9ae2e (このIDを非表示/違反報告)
菓豆(プロフ) - 桃さん» コメントありがとうございます。そして誉めていただいてありがとうございます!! (2015年3月12日 7時) (レス) id: edc29e4d3f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:菓豆 | 作成日時:2015年2月15日 14時

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