第２２話 ページ24
エレンside
「……あ、副兵長」
突然、ペトラさんが廊下に向かって声を出す。
代わりに、「……ペトラ。何してるの？」という副兵長の声が。
「ちょっと、エレンとお話です。ね、エレン」
ペトラさんがこちらに顔を向けると、副兵長が廊下から顔をだした。
手には、はたきを持っている。
「副兵長、お疲れ様です！」
俺がそういうと、副兵長は静かに、お疲れ、と返してくれる。
が、そのあと、なんの話してたの？とペトラさんに聞いた。
「えっ……べ、別になんでもないですよ！」
さすがに、兵長と副兵長の過去の話、なんて言えないだろう。副兵長は特に気に留めなかったのか、そう、とすぐに納得した。
ペトラさんが、あわてて話を変える。
「と、ところで、副兵長って、たしかリヴァイ兵長に掃除チェック、一発オーケーもらったこと、あるんですよね！？」
「まあ……一回だけだけど」
い……一回だけって……
「……リヴァイ兵長の掃除チェックって、そんなに厳しいんですか……？」
「当然よ！兵長はきれい好きだから……」
そういえば、さっきも神経質だって言ってたっけ……
と、そんなことを考えていると、
「おい、エレン」
低い声が響く。
「は、はい！」
慌てて返事をする。
部屋の入り口に、リヴァイ兵長がいた。
「全然なってない。すべてやり直せ」
まさかのやり直し。
しかも全部。
そう告げたリヴァイ兵長を、副兵長が、その青い目でにらんでいた。
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あお - ザックレー総統に管理を聞かれたリヴァイ兵長ですが、問題はむしろその中間がないことにある。と続けています。習慣だと怖いことになりますよ。 (2023年3月2日 4時) (
レス) @page15 id: e2c1a012e2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 17話に誤字がありました。「信用されたいない」ではなく、「信用されていない」です。 (2018年9月9日 9時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃーねこ | 作成日時：2018年3月12日 17時
