＊103話「二回戦、開始！！」 ページ19
二回戦が始まって早々、烏野が得点。
だが、それもギリギリ……。
「さすが、青根君と二口さん……」
背が高いだけでなく、視野の広さ、瞬発力、
そのどれもがハイレベル。
加えて、コミットブロックでなく
リードブロックのせいか
囮にはなかなか引っかかってくれない。
でもまあ……予想の範囲内だけど。
ブロックに阻まれながらも、
ブロックアウトなどに助けられ点を重ねている。
「鉄壁の名は伊達じゃないってことか」
だけど、そろそろ影山君が仕掛けはじめるかなと思い、
彼を見れば案の定。
何かを話している二人に、
いよいよ本領発揮だなと察する。
そして、その直後に
予想通り、会場が騒然と湧き上がるくらい
彼らは異質な速攻を披露した。
「しゃぁっ！！」
「ナイスキー！！」
うん、こっから、こっから！
その後も翔ちゃんの速攻を生かして、
点をとっていく。
「……大和」
「はい」
「どう思う？」
「二セット目にローテするなりして、
青根君と二口さんから離して方がいいと思います」
「俺もそう思う」
顎に手を当てながら、そういうコーチ。
現在、烏野がセットポイントだが慣れてきたのか青根君と二口さんが
翔ちゃんに引っかからなくなってきた。
「でも、そうすると他の人がマークされますよね？」
「ああ。だけど、うちの軸はあくまでもあの変人速攻。
音駒のときみたく攻略されるわけにはいかない」
「確かに」
致し方なし、と話がまとまったところで烏野が一セット目をとった。
そして、さっき話していたことをみんなに話す。
みんなが納得する中、
何故か微妙な顔をしている翔ちゃん。
苦笑していると、
振り返るな
振り返ってはいけない
バインダーを握り締め、
深呼吸して落ち着かせる。
二人が
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 372人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「ハイキュー」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
星蛍(プロフ) - 琴音さん» あちゃー。やっぱりありましたか(汗)。すみませんが、書き方の統一を優先しているので、シリーズが完結次第、誤字修正をしていきます。教えたくださり、ありがとうございます。 (2019年4月1日 20時) (
レス) id: 3b9001af19 (このIDを非表示/違反報告)
琴音(プロフ) - いっぱい間違えてますね。月バリが月バレとか月バスになってたり、聞いてきたが聞いて生きたとか、久藤が久遠だったりまだまだありますけどw (2019年3月31日 17時) (レス) id: f776e23ba8 (このIDを非表示/違反報告)
☆慧琉☆@スガさん愛しすぎてﾀﾋぬ←w(プロフ) - 正しくはコンクリート出身、日向翔陽です。貴方をぶっ倒して全国へ行きます。だったような… (2016年7月5日 22時) (レス) id: 2223b2c821 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：星蛍 | 作成日時：2015年3月22日 17時
