＊33話「嫉妬」 ページ35
攻撃がすごいのはわかった。
けど、あの背でブロックはどうするのかな？
「まあ、旭さんのスパイクはちょっときついよね......」
力の差がありすぎるからね。
でも、あのジャンプ力は十分脅威になるな。
客観的に試合進行を分析する。
思った通り、日向君はジャンプ力はすごいが力負けしまっている。
「やっぱ、旭さんはすごいわあ」
「一応、烏野のエースだから」
「一応とか......」
潔子さんの容赦ない発言に苦笑する。
それにしても......。
旭さんを見つめる真っ直ぐな目。
憧れだけじゃないその目に
その後、影山君と日向君が何やら会話し、
試合が再開してから日向君の集中力が散漫になってきた。
大丈夫だろうかと心配していた矢先、
“旭さんのスパイク”が日向君の“顔面”に当たった！！
「わ……大丈夫かな？」
みんなが日向君に駆け寄る。
中でも、当てた本人の旭さんが一番動揺していた。
すると、額は真っ赤だが起き上がった日向君。
「大丈夫そうですね」
「日向は丈夫だから」
あははと潔子さんと苦笑いしたとき、
鬼の形相で佇む影山君が目に入った。
日向君も気づいたらしく、顔を真っ青にしている。
まあ、今回は集中力をかいた日向くんが悪いからね......。
私がそう思っていると、やっぱり影山君も見抜いていたらしい。
加えて、彼は日向君が旭さんに嫉妬していたことも気づいていたみたいで、
「試合中に“余計なこと”考えてんじゃねえっ！！」
と、言った。
その言葉に体が正直に反応した……。
ヨ ケ イ ナ コ ト
ドロリと黒い感情がこぼれる。
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星蛍(プロフ) - 麗さん» そうですね！！ 今、そういった誤字脱字とかを修正しているところです。読みにくいし、この人誰？！っていうのもあるかもですが、何卒ご了承ください。すみません。 (2020年11月12日 8時) (
レス) id: 3b9001af19 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 44ページ 「お、俺が呼んでたのにぃ！！」 の 呼んでた は 読んでた ではないのでしょうか？話の流れ的にそうかなと思ったのですが (2020年11月11日 22時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
☆慧琉☆@スガさん愛しすぎてﾀﾋぬ←w(プロフ) - 誤字…ノヤっさん→ノッヤさん、潔子さん→清子さん (2016年7月5日 19時) (レス) id: 2223b2c821 (このIDを非表示/違反報告)
星蛍(プロフ) - 抹茶アイスサンドさん» よくよく考えたらどんだけ手が薄いんだって話になりますね！！ありがとうございます (2016年4月2日 11時) (レス) id: 60a59e3ad2 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶アイスサンド - ３２話の厚さ約５mmではなく、約２cmだと思います。 (2016年4月2日 10時) (レス) id: 0e8f4b9561 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星蛍 | 作成日時：2014年8月5日 13時
