＊6話「なんでいるのさ......」月島side ページ8
練習が始まる前、キャプテンに言われ集合する
と……。
「お久しぶりです」
あの今朝あった小さい2年の先輩がいた......。
「ツッキー、あの人今朝のっ」
「なんでここに居るの？」
高身長のせいか話すだけで大人でも怯むことがある
僕に対して、目の前の彼女は動じることなく笑う。
初めから知っていったってことね。
なんかムカつく......。
まんまと騙され、舌打ちしたい衝動を
先輩たちの手前押さえる。
「なんだ、もう会ってたのかA？」
「はい。先輩方が今朝体育館にいなかった
もので、その時に」
穏やかな笑みのまま菅原さんと話す彼女。
この人の雰囲気、というか空気……なんか。
ぼんやりと彼女を見ていると、
あの人はキャプテンに促された。
「2年でマネージャーの大和Aといいます。
わけあって今まで部活に出れませんでしたが、
これからはみんなをサポートしていきますので
よろしくお願いします」
「「「「シアースッ」」」」
定例の挨拶。顔をあげるとカチリと目があう。
見すぎたかと思わず顔をしかめたが、大和先輩は、
(ご、め、ん、ね......)
口パクで申し訳なさそうにそう言われた。
別にもう気にしていなかったけどと思いつつ、
だけど口には出さず、とりあえず、ペコリと
軽く会釈する。
すると、
「ふふっ」
「っ......」
いたずらがばれてしまった子供のように、
でも、どこか儚げな笑顔。
顔が暑くなるのを感じ、慌てて片手で顔を覆ってそっぽを向く。
隣で日向が騒いでるけど聞こえない。
うるさいよ、子供にはわからないデショ。
指の間からちらりと彼女を見るも、
もう先輩たちの方にいっている。
「はあ......勘弁してよ」
「え、なにか言ったツッキー？」
「別に」
本当に勘弁してほしいよ......。
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星蛍(プロフ) - 麗さん» そうですね！！ 今、そういった誤字脱字とかを修正しているところです。読みにくいし、この人誰？！っていうのもあるかもですが、何卒ご了承ください。すみません。 (2020年11月12日 8時) (
レス) id: 3b9001af19 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 44ページ 「お、俺が呼んでたのにぃ！！」 の 呼んでた は 読んでた ではないのでしょうか？話の流れ的にそうかなと思ったのですが (2020年11月11日 22時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
☆慧琉☆@スガさん愛しすぎてﾀﾋぬ←w(プロフ) - 誤字…ノヤっさん→ノッヤさん、潔子さん→清子さん (2016年7月5日 19時) (レス) id: 2223b2c821 (このIDを非表示/違反報告)
星蛍(プロフ) - 抹茶アイスサンドさん» よくよく考えたらどんだけ手が薄いんだって話になりますね！！ありがとうございます (2016年4月2日 11時) (レス) id: 60a59e3ad2 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶アイスサンド - ３２話の厚さ約５mmではなく、約２cmだと思います。 (2016年4月2日 10時) (レス) id: 0e8f4b9561 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星蛍 | 作成日時：2014年8月5日 13時
