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コナンの目的に気付いたAはグレースに再び声を掛けた。



『あの場所の映像って……。』


グ「えぇ、昨日飛び込んだ場所ね。まぁ、何も出てこないでしょうけど。」


黒「灯台の防犯カメラを調べてみたんだが、潜水艦は映っていなかった。」


コ「えっ……。夜だからってわけじゃないよね?」


佐「警察の高解像度カメラよ。」



佐藤がそう答えると、保護者らしき男性はペコペコと頭を下げて謝っていた。
しかし、コナンは納得していない様子で牧野に話し掛ける。




コ「このシステムに繋げているカメラって、警察が管理してるものだけだったよね?」


牧「そうだけど……。」


コ「ちょっといい?」



コナンは牧野の机に自分のスマホを置いた。
画面にはマップアプリが表示されており、いくつかの道に色が付けられていた。



コ「犯人が逃げたルートだよ。この道にある警察のカメラを調べて!」


黒「昨夜の11時頃です。」



コナンと黒田の声が聞こえた瞬間、やべぇな、とグレースが夢梨花にしか聞こえないように呟いた。



グ「逃走ルートの映像は仮でしか処理してねぇし、そん時のログも消してねぇ……。」


『それってつまり、システムのログを確認されたら……。』


グ「あぁ、グレースが夜中に此処で防犯カメラの映像を改ざんしたのがバレちまうな。」



2人がそんな内緒話をしている中、少し考えた末に牧野はレオンハルトに該当する映像を出させるように指示した。
レオンハルトはコナンの言いなりになって動く牧野にブツブツと文句を言いながらも、映像をモニターに表示させた。
映像を早送りで再生すると、レオンハルトは何かに気付いた様子でグレースをチラリと目だけ動かして見た。

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ルナ - とっても面白いです。ドキドキしながら見せてもらってます (8月24日 21時) (レス) @page42 id: 63c03aa9bf (このIDを非表示/違反報告)
- 素敵な作品ありがとうございます (7月27日 21時) (レス) id: 4edc0c80af (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優理 | 作成日時:2023年7月26日 18時

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