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翌日、Aはメインルームに居る事になった。
いつも使っている清掃カートは証拠品として回収されたうえ、他の場所のカートも午前中は空いている物が無かった。
牧野にその事を相談すれば、午後のカフェ清掃まで待機と返ってきた。
自分の部屋に居ようと考えたAがメインルームを出ようとした時、話を盗み聞きしていたグレースに捕まったのだった。
グ「どうせ部屋に戻ってもやること無いんでしょ？ならいいじゃない？」
『だからって、私を膝に乗せて仕事する必要ある？キーボード叩くのに邪魔なだけじゃん。』
グ「あら、ぬいぐるみ型のクッションみたいでいい感じよ。」
サイズ感もバッチリね、と笑っているグレースを見て、Aは溜息をついた。
『(……ラムが“陰から見守れ”って言ったのは、こういう事だったのかしらね……。)』
グ「それに、私が貸したカーディガンも似合ってるわ。」
『ブカブカだけどね……。でも、手までしっかりと隠せてる。』
グ「シャツにするか迷ったけど、Aにシャツを着せるならやっぱり男物の方がいいかしらね。」
『あら、裸の私に着せようとか考えてるなら、スカートから見えている美脚が血まみれになると思ってね？』
今履いてる靴は昨日のパンプスなんだから、とAが釘を刺すように言えば、グレースは口を閉じた。
そんな彼女の様子に呆れていると、昨日の刑事達がコナンとその保護者らしき男性を連れてきた。
その人物を見たAは小声でグレースに問いかけた。
『……ねぇ、あの男、何処かで見たことない？』
グ「……見覚えがある、って程度ね。何処で見たのかしら……。」
自分達の記憶を手繰り寄せている2人を余所に、黒田がコナンに話し掛けた。
黒「確認してもらいたいことがある。」
そう言うと、モニターに灯台の防犯カメラが捉えた昨夜の海の映像が再生される。
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ルナ - とっても面白いです。ドキドキしながら見せてもらってます (8月24日 21時) (
レス) @page42 id: 63c03aa9bf (このIDを非表示/違反報告)
箱 - 素敵な作品ありがとうございます (7月27日 21時) (レス) id: 4edc0c80af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優理 | 作成日時：2023年7月26日 18時
