私の好きな人は先生でした 2

42 ページ8

坂本side

キスした翌日、俺はいつものように出勤した

いつも通りの職員室

だから、俺もいつも通りに朝会議して、SHRに向かったんだ

教室に着いてAがいるかどうか確認するのが日課になっているからいつものように確認する

でも、Aはいなかった

あいつ、また遅刻かよー！お仕置きしてやらないとな笑

そんなこと考えていると何人かのスマホが鳴った

鳴った生徒達がスマホを確認した瞬間なぜかヒソヒソ声で隣の子とかに見せたりしていた

最初、俺はまぁ、女子高生ってこんな感じだよなとか思ってたらなぜか視線を感じた

ふと、前を見ると生徒全員が俺を見てヒソヒソ話していた

なんか、異様な光景だった

俺は不思議に思いながらもSHRを始めた

スマホ回収する時もなんか観察されているような感じで一挙一動全部見られてる感じがして気味が悪い

とりあえず、スマホ回収を続行

二宮がすごい心配そうに俺を見ていた

坂「どうした？なんかあったか？」

彩「べつになんでもないです、後で漢検のことで話しがあるんですけどいいですか？」

坂「大丈夫！そうか！漢検受けてくれるか！！」

彩「はい！今勉強してるんです！だから、後で話しましょ！」

坂「おう！」

二宮が受けるのか！珍しいな

そんなこと思いながらスマホ回収が終わりSHR続行

みんなやっぱり終始俺を見る目が違った

とりあえず、二宮と話しないとな

職員室に行くために荷物を抱え二宮の元へ

坂「二宮、行くぞ」

二「はい」

廊下に出るとほかのクラスの生徒、先生までもが俺を見ていて変な感じだった

二「屋上行きましょう、先行ってます、荷物職員室に置いてきてください」

坂「分かった」

二宮に屋上誘われるなんて珍しいな

とりあえず、荷物置いて屋上行かなきゃ

職員室に行くと先生たちから視線を感じる

( ´д)ﾋｿ(´д｀)ﾋｿ(д｀ )

長「坂本くん、話あるから屋上行かない？」

坂「わりぃ、先約が……」

長「もしかして、二宮ちゃん？」

坂「おぅ」

長「じゃあ、多分俺と同じ内容だから着いてくよ」

坂「？分かった」

同じ内容？どういうことだ？

43→←41

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す