私の好きな人は先生でした 2

79（交際編ラスト）主人公side ページ49

私達が別れて２年が経ち3月3日私は今日でこの学校を卒業する

あれから、まぁくんと連絡を取っていない

まぁくんと話すのは業務連絡のみだった

まぁくんはすごい悲しそうにこっちを見てたりしていたが頑張って無視した

まぁくんはクビにならず、ちゃんと先生をやっている

あの頃は楽しかった、まぁくんと夕陽を見てキスしたりお家デートしたり夢のようだった

もう、戻ってくることはないかもだけどまぁくんと一緒にいれたかけがえのない時間は忘れられない

私は卒業後一浪して県外の大学を受け直そうと決めていた

そう色々考えてるうちに、式が終わった

彩「私達離れても友達だよ」

『うん！友達だよ！卒業してもあそぼうね！』

彩夏は、東京の専門学校にいく

なんでも、ADになりたいんだとか

彩「それよりも、先生のこと吹っ切ってないよね？」

『うん…』

彩「じゃあ、30分後に屋上行きな」

『え！？』

彩「とりあえず、何も知らずに行ってきて」

『わ、わかった』

30分後

屋上に着くと

そこにまぁくんがいた


『先生…』

坂「お！来たな！実は俺なお前の事忘れられなかったんだ…」

『…』

坂「なんで、いきなり振られたんだろうとか考えたんだ…俺あとから知ったんだけどお前俺のファンに脅されて俺を守るために別れたんだって？長野が調べてくれた」

長野先生……

坂「俺を守ってくれてありがとう。そしてごめん、俺が守ってやれなくて傷つけてしまって。」

『先生のせいじゃないよ』

坂「お前を失って初めて気づいたんだ。Aの笑顔が見れなくなってこんなに辛いんだって。」

『先生…』

坂「もう、離れないでくれ。俺がお前を必要なんだ。だから……結婚してくれ」

プロポーズにお決まりの指輪パッカン

『先生！？結婚！？』

坂「もう、お前を離したくないだから、俺と結婚してくれ」

もちろん、答えは


『…ｸﾞｽﾝはい、私をまぁくんのお嫁さんにしてください。』

嬉しすぎて涙が止まらない

坂「A〜！！」

とまぁくんからの力強いハグ

『まぁくん、く、苦しい』

坂「A、絶対どんなことが合ってもお前を離さない」

『まぁくん……』

お互い自然と唇が重なった

私達の学校での最後のキスを見ていたのは

オレンジ色の夕陽だけだった

作者より！必読！！！→←78

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