私の好きな人は先生でした 2

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Aside

岡田先生と学校案内として校内を回っていた

すると

岡「俺実は悩んでいることがあるんだけど相談に乗ってもらってもいい？」

『いいですよ』

岡「じゃあ、歩きながらだとなんだからどっかの教室行ってゆっくり話そ！なんか人が来なさそうな教室ってある？」

『ありますよ！案内します』

そう言ってその教室に案内して、2人で入った

さっきと雰囲気が違う気がする

『で、相談って？』

岡「Aちゃんは彼氏居るの？」

『……一応居ますよ、っていっても連絡も取り合ってないしもう終わったのかもしれません……』

岡「なんで、連絡取らんくなったの？」

『……なんか、彼がヤラセしたりわざと嫉妬させるようなことをしてて怒ってたんですけどそのある人に会った瞬間すごい嬉しくて彼のこと忘れてしまっててそれが彼にも分かったのか、彼すごい怒っちゃってそれから謝ろうとしても避けられちゃって、まぁ自然消滅に近い感じです』

岡「俺だったらそういうことせえへんよ」

『……岡田先生？』

岡「だから、そんなやつやめて俺にしとき！」

そう言われると急にふわっと体が包まれた

あれ？私後ろから抱き締められてる？

岡「俺、Aのこと好きやで」

『岡田先生……』

岡「ちなみに、ある人って誰や？」

『……岡田先生です…。岡田先生が私の好きなアイドルにすごく似ていてすごい嬉しくて』

岡「もしかして、彼氏って坂本先生？」

『どうして？』

岡「あそこの自販機で話してた時俺坂本先生にすごい睨まれたもん、あの時はよう、わからんかったけど今繋がったわ」

『正解です……でも、さすがに離してもらってもいいですか？』

まだ抱きしめられたままだったから勇気出して聞いた

でも

岡「まだアカン、離したくないんや」

離してもらえなかった

それどころかさっきよりも強い力で抱き締められてしまった

『岡田先生の気持ちには応えられないので離してください』

岡「俺じゃ、アカンの？」

『私は坂本先生じゃなきゃダメなんです……』

私がそういうと岡田先生は離してくれた

岡「分かった……校内案内は別の人に頼むから」

岡田先生はそういうと静かに部屋を出た

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