私の好きな人は先生でした 2

56（あだ名登録推奨！） ページ22

坂本side

Aは3年生の先輩達と仲良くなったらしくAと呼ばれるようになり、会うと一緒に学校行ったりしてるらしい

だからか、3年生のクラスに行くと

3「Aってすごい面白いよね」

3「あの子可愛いから弄りたくなる笑」

3「結構優しいよね、この前自転車漕いでて財布落としちゃったんだけど、私バイトまでギリギリでめっちゃ猛スピードで漕いでたんだけどAが追いかけてくれてぜーはーぜーはーしながら財布届けてくれたよ笑」

団「Aちゃん、Vファンだからめっちゃ気が合うしね」

とかすごい大絶賛だ

だからか、最近授業が進まない笑

ずーっとAの話ばかり

だから、今日こそは頑張って授業進めないとと思ってると

3「坂本先生はAちゃんと仲いいよね？」

坂「俺？別に仲いいわけじゃないけど」

3「でも、最近楽しそうに話してるとこよく見かけるよー！ねー、みんな？」

そう3年生のある生徒が問いかけると

何故か、みんな一斉に頷く

坂「そう？たまたまじゃない？」

と頑張って気にしてる素振りをしないで答える

3「でも、可愛くて可愛くて仕方がないんでしょ？」

坂「そんなくだらないこと言ってないで授業始めるぞ」

3「ちなみに、私達のクラスは二人の恋応援してるからね」

と言われ、慌てて振り向く

3「私達のクラスの何人かキスしてたり放課後一緒にいるの見かけてたからね、でも、二人ともいい人達だし、お似合いだし、大好きだから応援してるよ！頑張って先生達に見つからないようにね笑」

坂「まじか、でもありがとう！頑張るよ！」

そう言ったものの俺は恥ずかし過ぎて両手で顔を隠してしまい授業にならなかった

…………………
『ねぇねぇまぁくん、さっき先輩達に坂本先生とガンバ！って言われたんだけど何を言ったの？』

坂「い、いや、別に？」

Aに聞かれてそう返すしかなかった俺だった

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