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プロローグ ページ1
オロチ「…次は、何処へ行こうか。」
強い妖怪を求めさすらう、エリート妖怪のオロチは一人そう呟く。
オロチ「…?何だ今のは…。」
オロチの前を、赤瞳の白猫が通り去った。
…オロチは何故かその猫が気になり、ついていく。
オロチ「な…!?」
…オロチの前に突如現れたのは、大きな黒い空間。
そしてオロチは…その空間に呑み込まれて行ったのであった。
『…きっと大丈夫、絶対に助けられる。』
友を奪われ、全てを失ったAは一人そう呟く。
『オレ以外には絶対…アイツを救えない。』
Aはこれから、終わりの見えない長旅に出る。
大切な友を救い、故郷を滅ぼした魔女への復讐を果たすため。
『…絶対救ってやるから、待ってろよ。』
そう言ってAは歩き出す。
未知なる様々な国へ向かって…
.
.
暴れ大蛇と旅人が出逢った時、
二人の運命の歯車は廻り出す―――――…
*
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