ぶっ飛ばせ！！！【ヒロアカ・男主】 (ページ7)

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爆豪｢ーーーーが、ーーーでーーー…って、聞いてんのか｣

『んー？聞いてる聞いてる』

爆豪｢ぜってえ聞いてねえだろクソ！！真面目にやれ！！｣

『ぅーわかったから叫ばないで』

時が過ぎるのは早い
今は冬。もう3ヶ月後ぐらいにははやくも受験が備えている。

春から毎日のように勝己は僕に勉強を教えに家に来てくれた。優しいもんだね

おかげで応用問題もラクラク解き進められるくらいには成長した。

人間、短い間に何があるかわからないからね

『ん。』

爆豪｢おう｣

最後の問題が解き終わり、勝己に託した
その間に僕は台所に行き作っておいた麻婆豆腐を皿に盛り付ける

飲み物は何がいいかな。お茶でいいかな
コップにお茶をそそぎ、二人分のお盆を運

『今日もありがとう、勝己』

僕が解いた問題に丸をつけている勝己の横にお盆を置く

勝己｢…上出来(ニィ｣

『だろ』

勝己は嬉しそうに笑うと僕の頭を激しく撫で回した

勝己｢これならお前も雄英行けるな！！！落ちたら殺すぞ！！｣

『あはは！分かってるよ！』

撫でるのを止めると僕が用意した麻婆豆腐に手をつけ始める

相変らず食べるの速いなぁ

『詰まらせんなよー』

爆豪｢詰まんねーよ！！｣

食べ終わる頃には時計の針は九時を指していた
ここから勝己の家までは少し遠い…

『ねえ、どうする？今夜泊まってく？』

爆豪｢は、はあ？？？｣

玄関で靴を履いていた勝己が手を止めた
こちらには顔を向けないが耳が赤く染まってるのが分かる。

『今日、寒かったから具合でも悪いのか？ちょっと顔赤いよ』

玄関で座っている勝己を、横から覗き込む
するといきなり顔を鷲づかまれる

『えっ？なにしてんの』

爆豪｢近寄んなクソ。泊まるわ｣

靴を乱暴に脱ぎ捨て再び部屋に戻っていく
なぜ顔を掴まれたんだ