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ふわり。６ ページ6
「あーーーーーー、仕事したくねーーーーっ」
同僚の、松本潤。
コイツは、仕事のできる二枚目だ。
「相葉てめぇ〜…このやろ働け〜…」
口ではこんな風に言うけど、
常に、手は止めず、人の２倍は仕事をする。
「・・・松潤、お疲れ様。」
仕事が出来ない俺は、
ただその一言を上げるしかない。
松潤は、「どぅわぁ〜・・・・」とか奇声を上げながら
また机に向かう。
・・・ごめんよ、俺、ポンコツ茄子で。
そう心の中で謝り、
松潤を刺激しないよう、静かに席を立った。
外に出ると、昨日の雪が嘘かの様に、
お日様の体温があったかく俺を迎える。
弁当、食べよっかな。
今日は握り飯だから失敗してないし。
うん、きっとうまい、はず。
にのは今頃、どうしてんのかな。
飯、食ってんのかな。
昨日、ちゃんと帰れたかな。
くるくる、頭の中でそう、考えながら、
さっそく来た、にのからの優しいてがみに目を落とす。
「・・・素直じゃねぇな〜・・笑」
＿＿追伸、コート、の、おかげで、風邪はひいていません。＿＿
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作者名：にじいろえんぴつ | 作成日時：2014年2月14日 15時
