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｢泣いてるの見て、可愛いなって。俺が忘れさせてあげたい、って思った…。｣
｢え、え？｣
好き？斎藤が私を？
意味がわからない。
その時、ゴツゴツした優しい手が頬に触れた。目の前には熱を帯びた顔の斎藤の綺麗な顔がある。
｢辛いなら、泣きなよ。もっと。｣
｢う、ん…っ｣
その後どうなったかはよく覚えていない。
多分泣いて泣いて泣きまくったんだろう。
斎藤は泣き止むまでずっとそばに居てくれた。
｢＿＿＿ねぇ、答え聞いてもいい？｣
｢ん？なに？｣
｢俺、Aのこと好きになったんだけど。｣
真っ直ぐと目を見てくる斎藤に、思わず目をそらす。
でもすぐに斎藤の手によって無理やり視線を向かされた。
｢えっと…
…好き、かもしれない。｣
───── Ｆｉｎ．─────
｢じゃあちゃんと好きになってもらえるように頑張るから。｣
｢あ…期待して、ます。｣
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妃乃(プロフ) - y u S i N a さん» ありがとうございます！来週、再来週あたりに作りますね。 (2020年6月20日 17時) (
レス) id: 8da7cc816c (このIDを非表示/違反報告)
y u S i N a - いつも楽しく読ませていただいております。妃乃さんの表現描写、とても好きです。リクエストで斎藤さん×ぬいぐるみのエピソードを交えたお話をお願いしたいです_(._.)_ (2020年6月20日 15時) (レス) id: ca1db114c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：妃乃 | 作成日時：2020年6月5日 15時
